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学術会議とは何様の心算だぁ?-【朝日社説】学術会議問題 任命して関係再構築を
端的に言おうか。モリカケ桜はじめとする一連の「現政権(*1)批判キャンペーン」は、未だバカ野党とアホマスコミの「主要関心事」(どころか、バカ野党にとっては殆ど“唯一無二の存在理由(*2)”であるが、その大半は「出来損ないスキャンダル」でしかなく、普通に考えれば「既に終わった話」である。
「出来損ないスキャンダル」と断じるのは、「ほぼ全ての件付いて、事件性・不法性・違法性が立証実証できていないから」である。
「既に終わった話」と断じるのは、「幾つかの件については司法の判断が既に下っているから」である。
そりゃ司法の判断が「絶対に正しい」なんて断定断言する心算は毛頭無いが、「既に下った司法の判断」が「国会の追求で覆る」なんて事があったら、三権分立の破壊だろう。お隣の韓国ではままあることのようだが、我が国では在るべきでは無いし、在ってはならない。
即ち、モリカケ桜はじめとする一連の「現政権非難キャンペーン」は、人民裁判や魔女裁判にしてはならず、誰を何度国会へ証人喚問しようが、結果は「疑惑はさらに深まったぁ-!」に終わる、唯のネガキャン乃至パフォーマンスにしかならない。
恐らくは「唯のネガキャン乃至パフォーマンス」こそが、バカ野党とアホマスコミの「目的」なのだろう。いやぁつくづく救いようがないのはバカ野党だな。
アホマスコミは、新聞なりニュースなりが「売れれば良い」のだから、「唯のネガキャン乃至パフォーマンス」でも「売り上げにつながる」ならば「良し」としようもあろう。(そんなのはジャーナリズムの風上にも置けないのだが、アホマスコミにジャーナリズムなんぞ期待すべくも無い)。
「唯のネガキャン乃至パフォーマンス」が目的で「殆ど唯一無二の存在理由」なんて政党は、少なくとも「真面に政権与党になろうと言う気を無くした」としか思えない。それで「政権与党を目指す(と、枝野なんかは何度も表明している)」ならば、それは公正な選挙結果ではなく、クーデターか革命ぐらいでしか在りそうに無い。そんな手段で政権獲得を目指す集団は、「政党」と呼ぶもはばかられる様な「政治結社」であろうさ。
前置きが長くなったが、一連の「現政権批判キャンペーン」の中で「学術会議問題」は、幾つかの点で特徴的ではある。
第一に、本件は管政権独自の「問題」であり、如何に「アベガー」教徒と雖も本件を「アベの性」には出来ない(「アベ政治の性」には、辛うじて出来るのかも知れない。)と言う点。
第二に、本件は「法律的にはどう考えても違法性に問えない」という点だ。なればこそ、朝日や当初から「学問の自由の侵害」などと言う奇妙奇天烈なロジックを振りかざしていたのだが・・・今も振りかざしている、らしい。
- <注記>
- (*1) 乃至・管前政権・乃至・安倍前々政権
- (*2) そんなモノが「公党の唯一無二の存在理由と化している」時点で、「公党としては終わっている」と思うのだが、そんなことには気づきもしないらしい。
【朝日社説】学術会議問題 任命して関係再構築を
【朝日社説】学術会議問題 任命して関係再構築を
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【朝日社説】学術会議問題 任命して関係再構築を
2021年10月10日 5時00
菅前首相が、日本学術会議が推薦した会員候補6人を任命しなかったことが明らかになってから、1年が過ぎた。
安倍政権時代の政策に批判的な発言をしたことが原因とみられたが、菅氏は理由を説明しなかった。以来、会議と政府の関係はこじれたままで、その再構築が大きな課題になっている。岸田首相は前政権の過ちを認め、この異常事態に終止符を打たなければならない。
振り返れば、この問題が菅氏の最初のつまずきだった。
推薦された者をそのまま任命するという従来の国会答弁を踏みにじり、「総合的、俯瞰(ふかん)的に判断した」と繰り返す。批判が収まらないとみるや問題をすり替え、政府与党一体となって学術会議の改組を唱える――。
強権的で説明責任を果たさない体質は、その後のコロナ対策をめぐっても表面化した。政治と国民の間に深い溝を刻み、菅氏は退陣に追いこまれた。
学術会議の梶田隆章会長は先月末に所感を発表。政府のこれまでの対応は受け入れられないと改めて表明し、社会の課題に取り組むためにも任命問題の解決が重要だと述べた。
自民党総裁選で岸田氏は、各省に「科学技術顧問」を置く考えを示した。感染症対策や気候変動への対処をはじめ、解決困難なテーマが山積するなか、専門家の知見を政策に生かそうとする姿勢は大切なことだ。
自然科学に限らず、社会・人文科学の蓄積も活用しなければならないが、なかには政権の方針に沿わない見解も当然あるだろう。そうした異論にも耳を傾け、分野や立場の違いを超えた多角的な検討を経た先に、求める答えはある。官邸の力が過度に強まり、官僚の萎縮が進むいま、外部の目が果たす役割は重要さを増している。
今年のノーベル物理学賞を受ける真鍋淑郎さんは、かつて日本政府の研究プロジェクトを率いた経験がある。受賞が決まった後の会見で「日本は政策決定者と科学者が互いにどうコミュニケーションを取り合うか、もっと考えなければならない」と苦言を呈した。
朝日新聞は社説で、任命拒否は学術全般への圧力に他ならず、学問の自由を脅かし、民主主義の根幹を揺るがす問題だと繰り返し指摘してきた。総裁選で見解を問われた岸田氏は「人事をひっくり返すことは考えていない」と述べた。それでは、独善に走って失敗した前政権の轍(てつ)を踏むだけだ。
まず6人を任命して学者らを代表する学術会議との関係を修復し、多様な意見にしっかり耳を傾ける。首相の「聞く力」は本物か、国民は注視している。
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「こじれた関係修復のために、既に決定した学術会議会員任命拒否を撤回して任命しろ。」って、学術会議は何様なんだよ。
「学術会議とは何か?」と言うならば、「政府の一諮問機関」でしかない。
「学術会議会員の任免権は誰にあるのか?」という問いに対しては、「それは日本国首相にある」と、コレは法律に明記されている通りだ。今回の「学術会議会員候補に対する任命拒否」は「日本国首相が持つ任免権の当然の行使」でしかない。従来従前「学術会議自身が選定した候補を、首相は唯追認するだけだった。」というのが事実実態であっても、それは「日本国首相に任免権がなくなった」訳では無い。
で、日本国首相がその任免権を行使したところで、それが「学術に対する圧迫で、学問の自由を侵害する」なんて上掲朝日記事のロジックは、詭弁通り越して冗句のレベルだ。学術会議は、学界ではなく、「学問の自由を発揮するための場」ではない。序でに言えば「学術会議自身が新たな学術会議会員候補を指名する」現行の制度では、「学術会議の独立性」は一定程度保たれるだろうが、「学術会議の公平性・公明正大さ」は全く担保されない。
事実、学術会議は、その長い歴史の中で三度にわたって「軍事研究や軍事につながる研究を禁じる」声明を出し、「軍事研究する学問の自由」をあからさまに侵害している上に、「学術会議自身が公明正大でも公平でもない」事を自ら実証立証してくれている。
「独立したアカデミックな学識集団から、公明正大にして公平な学術的提案が出される」というのは一つの理想像ではあろう。が、学術会議がその長い歴史の中でそんな有効有益な提案を為したなんて覚えは、全く無い。
「独立したアカデミックな学識集団から、公明正大にして公平な学術的提案が出される」という理想に一歩でも二歩でも近づくためには、学術会議自身がその公明正大さ・公平さを、少なくとも「増やす」方向を示すべきであろう。その為には、三度にわたって出し続けた「軍事研究及び軍事に関わる研究の禁止」を撤廃撤回する、と言うのも一案ではあろうさ。
だが、単に「現状が異常だから、関係修復のため」などと言うお為ごかしというか屁理屈にもならないような「仲良くしようよ」ロジックで「日本国首相に本来あるはずの任免権を(再び)放棄する」なんてのは、論外である。
法律の条文からすれば、「学術会議自身が推薦する候補を、日本国首相は唯承認するだけだった」という従来従前の「慣習」こそが、異常と言うべきであり、それを「正常化」した結果悪化した関係ならば、「悪化しているのが正常」であろうさ。日韓関係と同じ事だぞ。
所で、「軍事研究及び軍事に関わる研究の禁止」を宣言されている学術会議のお偉いさん方は、勿論インターネットもグーグルマップもカーナビも使わなければ、飛行機にも乗らないんだろうな。
インターネットの元は軍事通信技術であるし、グーグルマップやカーナビの位置情報は基本的に軍事技術であるGPSに依っている。
航空機の発達は軍用機の発達と切っても切れない関係にあって、応力外皮構造から低翼単葉機、ジェットエンジンから超音速飛行まで、軍用機が先鞭を付けて技術を確立して民間機に波及している。
「軍事研究及び軍事に関わる研究の禁止」を宣言されるようなお偉い先生方は、当然これらの技術は忌避し、禁忌とされているのだろうな。
あ、そうそう。GPSの付いていないスマホってのは、相当に珍しいはずだが、まさかGPS付きスマホなんて、使ってないよね?
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学術会議問題シリーズ
- 1.「学問の自由を脅かす!」とは、片腹痛い。ー学術会議人事を巡る各紙社説のトンチンカン https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12630873289.html
- 2.「学問の自由を脅かす!」は、どうしたんだ?ー学術会議人事を巡る各紙社説の推移 https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12632304782.html
- 3.モリカケ桜、ガクジュツカイギー管首相国会答弁に対するアカ新聞社説に大笑い https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12635256656.html
- 4.「違法だぁ!」とすら言えなくなり、「首相答弁の破綻/矛盾」に切り替えたらしい。ー学術会議問題を巡る各紙社説 https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12636560433.html
- 5.「学問の自由侵害」への原点回帰、の筈が・・・【東京社説】憲法と学問の自由 迫害の歴史の果てに +1 https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12636726331.html
- 6.悪役探しか、魔女狩りか。-学術会議を巡る毎日&琉球新報社説 https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12637984472.html
- 7.あれだけ騒いで、「無かったことにしろ」とね。ー【朝日社説】学術会議問題 6人を任命し出直せ
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- 8.「論点ずらし」から「論点隠し」へ。-【朝日社説】学術会議問題 進む介入、深まる危機
- https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12640962070.html
- 9.朝日よりマシな点もあるー【東京社説】学術会議への介入 軍事研究強いるためか https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12642173965.html
- 10. 「兎に角、任命拒否を取り消せ。」としか言わなくなった、「学術会議問題」社説 朝日&毎日 https://ameblo.jp/zero21tiger/entry-12672038769.html
- 11.「学問の自由の侵害」は何処へ?World Wounder-【朝日社説】学術会議改革 存在意義 社会で共有を
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- 12.売国奴の遠吠え、と言うところかな。【かなり確信】ー【東京社説】学術会議問題 任命拒否 文書開示せよ
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