次々とわけわからんオモシロネタを提供する自民党のドタバタぶりはなんだろう?

そう考えても答えは分からないから、そのまま面白がって見るしかない。

 

 で、去年参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーが複数招かれていたことで、その場にいた自民党青年局の局長(衆院岩手3区)と局長代理(群馬1区)がいずれも辞任したという。理由は、不適切な会合をやめさせなかった責任を取りたいということだ。

 

 何がどう不適切だったのかはよくわからないが、青年局は党内部の役職だし、会合を止めさせなかったことに不道徳センサーが反応したなら、党内部で片づければいいことだ。

 

 ただ、党の青年局は1月に、旧態依然とした派閥なら解消するよう求める提言を総理に申し入れていたから、今回の辞任はいささかカッコ悪くなってしまった。自分の足元で、旧態依然とした会合が行われていた。

 

 党女性局長にも、似たようなことがあった。女性局海外研修での不適切な情報発信等により、信頼を損なう事態となったから、“エッフェル姉さん”と揶揄された前女性局長は、責任をとって辞任した。10万円の収入不記載で辞職の政務官 22万円を「少額」という女性局長は"エッフェル姉さん"の後任 | 玄冬シニアの心象日記 (ameblo.jp)

 

 その後任が、現女性局長で前北海道知事の高橋参議(道選挙区)である。そして、青年局同様1月には「政治刷新本部への申し入れ」を行ったが、同日直後には自身も政治資金収支報告書の不記載を明らかにするという“政治コント”をやってみせていた。そして、収支報告書を訂正したという以外、なにも動きがない。

参院議員(道選挙区)高橋氏の1/19動向は、ウケ狙いコントだろうか⁉ | 玄冬シニアの心象日記 (ameblo.jp)

 

 青年局長・局長代理、前女性局長は、「不適切」な情報発信や「不適切」な会合を止めさせなかったという道義的な責任を理由に辞職したが、違法行為をしたわけではない。しかし、後任の現女性局長は、政治資金収支報告書の不記載という違法な状況に至ったわけだから、訂正したにしても、辞任した連中より議員としての責任は重大なのではないか?“エッフェル姉さん”より、“不記載オ〇さん”なのではないか?

 

 そう考えると、「不記載は少額」と支援者に伝え静観を決め込んだような高橋参議のいまの対応は、庶民をエラくなめた姿勢に感じられて仕方がない。自民党女性局長として、辞め時を失してしまっただろう。

 

 北海道知事在任中も、期間の長さとメディア露出の割にはさしたる実績がなかったが、地位にしがみつく術には長けていた。その点は今もなお健在なりということか‥

もともと決断力がないのかもしれない。いつまで居座るつもりだろうか‥?