「ドクターイエロー」が追ってくる
“新幹線のお医者さん”と呼ばれた「ドクターイエロー」の引退を記念した腕時計が“限定20本”という新聞広告。税込み4万5千円だから、まあ、フツーに動くんだろう。 「信頼の日本製」とあるが、広告には製造メーカーが書いてない。時計の裏蓋にも刻まれていない。だんだん、気になってきた。 「製造メーカーを知りたい」と信頼の Gemini に訊いてみたところ、OEM(委託製造)の説明はくれるものの、「販売元へ直接尋ねるのが一番確実」と、今回はつれない返事。シニアはちょっとがっかりした。 Copilot のほうは、東京書芸館の商品ページ に記載された仕様と「市場慣行からの推測」として、日本国内のOEM時計メーカーが製造している可能性が高いとして次のように答えてきた。 電波ソーラーを扱える技術を持つのは限られています。 シチズン系のOEM工場 → 電波ソーラー技術に強い エプソン(セイコーエプソン)系のOEM工場 → ソーラー・クロノグラフの量産実績多数 国内の独立系OEMメーカー(ミヨタ系ムーブメント使用など) そのうえで、「メーカーを特定したい」のであれば、東京書芸館に直接問い合わせるのが唯一の確実な方法です、と付け加えていた。今回は Gemini より Copilot のほうに配慮があった。 さて、「ドクターイエロー」の腕時計を検索すると、「セイコー 923形ドクターイエロー 運行20周年記念ウオッチ」が出てきた。 49,800円(税込54,780円)だ。このほうがデザインがカッコいいし、平均月差±15秒以内だし、なにより 「世界のセイコー」だ、と思ったら、とうに終了していた。そりゃそうか。セイコー 923形ドクターイエロー 運行20周年記念ウオッチ/プレミアムキャラクターグッズ通販サイト「PREMICO」プレミコ ところが、よく見ると同じサイトに「セイコー 923形ドクターイエローT4 引退記念メモリアルウオッチ」があった。 54,000円(税込59,400円)と、やや高いがクオーツ性能は新聞広告のより優れている。電波ソーラーに拘らなければ、やはりこっちのほうがいいぞ、というカンジがする。セイコー 923形ドクターイエローT4 引退記念メモリアルウオッチ/プレミアムキャラクターグッズ通販サイト「PREMICO」プレミコ などと、買う気もないのに「ドクターイエロー」メモリアルウオッチばかり検索していたら、パソコン画面に「ドクターイエロー」と関連商品の広告がいくつも現れるようになった。「ドクターイエロー」が追ってくるようだ。おそるべし、アルゴリズム‥。