異質な台風7号について | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

この度の台風七号は、硫黄島そして小笠原諸島付近の海域から

当初予想されていた東京方向ではなく遙か西に向かい、

八月十五日午前五時、

本州最南端の和歌山県串本に上陸し、

陸を北北西に進んで大阪湾に出て兵庫県明石市に再上陸し

兵庫県を縦断して日本海に出て東北東に転じて、

現在、海上を

能登半島沖から北海道と樺太の間の海域に向かって進んでいる。


この台風七号は、異様な台風である。

まず誕生海域は、

日本列島の上陸地点(串本)からみて

かなり東の熱帯海域である。

そこから西に向かって北上して

大量の熱帯の大気と雨とともに日本に上陸し、

日本海に去った後も、

熱帯の大気は日本をおおい続けて

各地の気温は三十五度を超えている。


これに対して、

我々が今まで経験していた台風は、

日本列島からみて遙か西の熱帯海域で誕生して北上をはじめ、

日本列島に狙いを定めたように方向を東に転換し、

日本上陸後は、

この度の台風七号と同じように日本海を東北東に進む。

そして、この時、我が国吹き込むのは涼しい風だ。

それ故、夏の暑い空気から一変した涼しい風に接するので

古来から我々は、これを「台風一過」という。

ところが台風七号は、全然違う。

日本海に去った後も、蒸し暑いままで、

日本列島は軒並み三十五度を超えているし

今も静岡付近には温い豪雨が続いていて

東海道新幹線は運行を取り止めている。

これでは、

日本人が昔から感じる「台風一過」の情感も詩情もない。


よって、私は、この度の台風七号を

「天変地異の一つ」と思える。

昔から、

大事が起こるときは天変地異がある、

というではないか。

この度の台風七号は、

「戦後体制の崩壊」

即ち

「日本国憲法体制の崩壊」

を告げているのではないか!


もう一つ申しておく。


この度、ハワイのマウイ島で山火事があり、

ハワイ王朝時代の古典的な街並みを含む

瀟洒な住居地や観光施設地域は総て灰燼に帰している。

総てが灰になって犠牲者の数を算定できない。


このマウイ島の総てが灰燼に帰した惨状の映像を

テレビで見ているとき、

日本人は、

原子爆弾で破壊された広島や長崎の情景、

さらに、

一夜で十万人が焼き殺された東京大空襲の惨状を思う。


時、まさに八月十五日の戦没者追悼の日を終えた。

よって、日本のマスコミもアメリカのマスコミも、

一社くらい、記者の一人くらい、

マウイ島の状況は

原爆攻撃を受けた広島や長崎、

三百機のB26爆撃機に爆弾を落とされた東京

そして、

アメリカ軍が爆弾を落とした日本の総ての都市の惨状と、

同じだ!

と言ってもいいではないか。


戦後の日本人には、

「日本国憲法」を与えてあるので

日本人は記憶喪失なんだ、

と思われては、

けったくそ悪いではないか!

思い出すのは、

トランプとバイデンのアメリカ大統領選挙の時、

トランプ候補が

「日本も核兵器を持てばいいではないか」

と言ったとき、

バイデン候補が、

「我々は日本に『日本国憲法』を与えてあるので

日本は核を持てないんだ。

トランプはそんなことも知らないのか!」

と言ったのだ。

トランプとは、こういう認識の奴なんだから、

岸田さんよ、

こんど日米韓首脳会談で言えよ。

「日本は、貴君の尊敬する

あのD・ルーズベルト大統領時代の

アメリカの爆撃からも立ち直ったのだ。

マウイ島の復興に、

日本は知恵を貸すし協力もするよ」と。


西村眞悟FBより

日本日本日本


マウイ島火災

台風7号


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