検察について。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

近頃、またまた検察の、

特に東京地検特捜部の動きがおかしいと感じていたところ、

佐藤優さんが、

十三日の産経新聞朝刊一面の

「世界裏舞台」でずばりそれを指摘している。

つまり、

今頃、なんで、

内閣主催の「桜を見る会」の「さくら」が出てくるんじゃ?

読売新聞の11月23日朝刊のスクープがあったから?

とんでもない。

記者の努力で出てきたのではない。

東京地検特捜部の検察官か検察幹部が

読売の記者に書かせたのだ。

つまり、検察官と記者が、飲み会か、麻雀かで接触し、

検事が意図的に記者にチラリと古い情報を漏らして書かせた。

鶏卵生産大手のボスが、

農林水産相に数百万円を渡したと一斉に報道されたのも同様だ。

これは、公務員の違法な情報漏洩ではないか。


そこで、佐藤さんが言っている。

「違法行為があったならば、

証拠を集め摘発するのが検察の仕事だ。

しかし、それは粛々と進めるべきだ。

自らが信じる正義感(そこには出世欲も絡まっている)

に基づき、違法な情報漏洩を行い、

世論の追い風で捜査を容易にしようとする手法は、

民主主義制度を破壊する危険がある。」

と。

その上で、佐藤さんは、

検察の意図を次のように締めくくっている。

現場の検察官は、

『菅も安倍もまとめて整理してやる』

という意識なのだ、と。

そして、

これが分かるのは、

東京地検特捜部に逮捕された経験があるからだ

と佐藤さんは書いた。

小生も大阪地検特捜部に逮捕された経験があるからよく分かる。

東京地検特捜部に逮捕された経験がある田母神俊雄閣下も

身にしみて分かっていると思う。

そこで、

この「貴重な体験」に基づいて次のように記しておく。


諸兄姉、

まず東京地検特捜部は、

元首相の田中角栄氏の裁判において、

反対尋問をしていないアメリカ人の「供述書」を

アメリカから持ち帰って「証拠」とするという

刑事裁判の大原則を平気で無視したことを忘れてはならない。

つまり、この時検察は、

自らの功名のためには法の原則を平気で無視したのだ。

何故、アメリカの喜ぶ田中角栄氏の裁判で

検察は法を無視してまでアメリカの意向通り田中角栄氏を葬り去ろうとしたのか?

その訳は、特捜部の誕生から埋め込まれた遺伝子のためだ。

もともと特捜部は、

我が国を占領していたアメリカが、

日本人を使って、

被占領国日本の政治家と軍部の不正を徹底的に暴かせるために

つまり、GHQのWGIP(軍部と政治家が悪いという宣伝)の為に

GHQが検察に優越感とエリート意識を埋め込んで造った組織だ。

従って、今でも佐藤さんが指摘しているように、

「マスコミに違法な情報漏洩を行い世論の追い風で捜査を容易にしようとする」

被疑者の評価を貶める目的で虚偽の事実を「情報漏洩」をされた無念は、

経験した者でなければ分からない。


今頃になって「さくら」を出すのが、

佐藤さんの直感通り、

「菅も安倍もまとめて整理してやる」

というならば、

この傲慢、許せるものではない。

また、

日産のゴーンの主任弁護人に、

直前東京地検特捜部長が就任していた情景は、

突然、正反対の表情に変わる面をかぶった人形のようで、

漫画的ではなかったか。

ぼつぼつ、検察組織に、被占領下に占領軍によって造られた

「特捜部という出世欲の強い特異なエリート集団」

を置く必要はない時期に来ているのではなかろうか。



西村眞悟FBより


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