云うまでもないが、金正恩はぽちゃぽちゃしている。頬っぺたがたるみ、血色もいい。北朝鮮の国民が骸骨のように痩せこけて、芋のしっぽや雑草を齧っている悲惨な状況なのに、この三代目だけは美食三昧なのだろう。それなりに金王朝体制が機能している証拠だ。
もっとも、いくら社会主義体制による独裁者とは云え、こんな理不尽な贅沢はいつまでも続く筈がない。幾らわが国に巣食うパチンコ産業が貢ごうと、せいぜいがミサイルに化けるくらいで、貧民に食料が行き渡ることはない。むしろ経済破綻により独裁体制にヒビが入って、金ちゃんすら喰えなくなる可能性が高いのではないか。
金ちゃんがヘンに痩せこけだしたら、危ない兆候と見るべきだ。人間誰しも空腹になって自暴自棄になれば、ロクなことは考えない。独裁者がこんな顔で登場したら、暴発を覚悟すべきだろう。