「危機突破へ結果出す」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130101/plc13010108120005-n1.htm
安倍晋三首相は１日付で年頭所感を発表した。東日本大震災からの復興の遅れや長期のデフレなどを「危機的状況」と指摘。経済、教育、外交を立て直す方針を掲げ「危機突破に向け、一つ一つ『結果』を出していくことにこだわり続ける」と決意を表明した。外交政策では日米同盟の強化に加え「国境離島の適切な振興・管理、警戒警備の強化」の方針を打ち出した。
経済再生では、新年早々に経済財政諮問会議を再始動し「内閣の総力を挙げ経済政策を強力に進める」と言明。復興については「早期の帰還、復興を実現する」と強調した。
教育再生では「世界トップレベルの学力、規範意識、歴史や文化を尊重する態度を取り戻す」と表明。国土強（きょう）靱（じん）化推進や社会保障・税一体改革の継続などにも取り組むとし「国民一丸となって『強い日本』を取り戻そう」と呼び掛けた。