日本国民の敵・民主党。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






夕刻の備忘録 様のブログより。




誰が日本を愛し、誰が日本を憎んでいるか。
誰が祖国を護り、誰が祖国を裏切るか。
それが極めて明瞭に見えてくるのが「選挙」である。

街頭演説は、「定番の台詞」を大声で繰り返すだけであるから、隠すこともできよう。しかし、討論になればボロが出る。一問一答の形式ともなれば、奥に潜んだ日本に対する敵意や、自己の未熟さを省みない「小人の劣等感」が見事なほどに湧き出してくる。記者会見も同様である。「ぶらさがり」もまた同様である。

「民主党守ってもらいたいが、その前に国民守るのが首相の仕事」安住氏が強調
 民主党の安住淳幹事長代行は7日、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射に対応するため、野田佳彦首相が10日以降の午前中は衆院選遊説を控えることについて「民主党を守ってもらいたいが、その前に国民を守るのが首相の仕事だ。しょうがない」と強調した。
 同時に「選挙戦にハンディがあるかもしれないが、民主党はそういう姿勢を含め、国民から問われているので、頑張りたい」と述べた。都内で記者団に述べた。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121207/stt12120714400007-n1.htm

これが「民主党の正体」である。
宮城5区の有権者諸氏、これが「安住淳の正体」である。

何を求めて、この男に投票しておられるのか、外部からは伺い知れないが、まさに地元の危急存亡の時である震災時ですら、何ら有効な手立てを打とうとしなかった男に、この先何を期待されるのか。

記者が如何なる形式で問うたのかは知らない。しかし、どのような質問であろうと、「民主党を守ってもらいたいが……」ではじまり、「国民守るのが」と続く答は有り得ない。隣国がミサイルを発射しようとしているのである。既に自衛隊に出動命令を出しているのである。何故「愚問だ!」と一喝出来ないのか。何故、この文脈で国民以外の言葉が、ましてや「自党の名前」が出て来るのか。

一体何を聞かれれば、第一に「民主党を守って……」で始まる答になるのか。国民は民主党の付け足しか。さらにその本性を露わにしているのが、続く「しょうがない」である。彼等にとって、国民を守ることは「しょうがなし」にする雑務なのだ。嫌々する「ついでの仕事」なのだ。

「選挙戦にハンディがあるかもしれないが……」とは何事だ。国民を守ることが「ハンディ」になるのか。わざわざ「午前中の遊説を控える」として「午前に限定する」ということは、如何なる事態になろうとも、「午後は遊説に出掛ける」という事前の告知ではないか。

マスコミは常に民主党の味方である。
そして、常に自民党の敵である。

国民を守り、一朝有事に備えることが、政権を担う者の最大の責任である。自民党は長くこれを行ってきた。自民党政府が粛々と行ってきたことが、民主党にはハンディになるのか。仮に立場を入れ換えて、自民党政府関係者が、「これでは選挙に不利なる」「午前だけは官邸に詰めるが、午後は出掛ける」「しょうがない」などと一言でも漏らせば、マスコミは一大キャンペーンを張るだろう。しかし、民主党なら何も起きないのである。

民主党だけは常に守られている。民主党を守っているのは、見苦しい党首でもなければ、自身の選挙区の危機さえ救えないボンクラ議員でもない。民主党を守っているのはマスコミである。そのマスコミ支援の傘の下に居ながら、隣国がミサイルと打つという異常時にありながら、なお「しょうがない」「選挙戦にハンディ」と党幹事長代行の立場で平然と語るのである。

何度でも言う。
偏向捏造を執拗に繰り返すマスコミは国民の敵である。
そのマスコミに固く守られた民主党は国民の敵である。
自身の選挙事情しか考えない民主党は国民の敵である。


「ミサイルさっさと上げて」 藤村官房長官 地元・大阪で致命的失言
 藤村修官房長官は7日、地元の大阪府吹田市で、衆院選候補者としての今後の大阪入りの可能性を記者団に問われ、「北朝鮮のミサイルがいつ上がるかだ。さっさと月曜日(10日)に上げてくれるといいんですけどね」と答えた。北朝鮮は10~22日に「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射を予告しており、発言は早期発射を期待していると受け止められかねない。藤村氏は直後に釈明して陳謝したが、衆院選への影響は必至だ。 藤村氏の地元入りは4日の衆院選選公示後、今回が初めて。地元メディアから「今日が(大阪入りは)最後になるのか」と聞かれ、微笑しながら答えた。2度目の同様の質問にも、「北のミサイル次第だ。それは(地元に)入りたいに決まっている」と語った。
 ただ、藤村氏は政府のスポークスマンとして、北朝鮮のミサイル発射は国連安保理決議に違反すると主張し、米韓両国と足並みをそろえて自制を求めてきた。このため、発言が国際問題に発展する可能性もある。
 藤村氏はその後、同市内で再び記者団に対し、「一部、舌足らずで誤解が生じているとすれば訂正、おわびしたい」と陳謝した。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121207/elc12120719200052-n1.htm

もはや言葉は必要あるまい。国民を守るどころか、たとえ国民が殺されたところで、自分の選挙の方が大切なのだ。何かと言えば、「言葉足らず、舌足らず」と逃げまくり、それでも責任を追及されれば、「辞任の必要はない」と開き直る。大阪7区の有権者は、この発言を何と聞く。何を思い、何を考えてこの男に票を投ずるのか。

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サイズだけではない、精神も発育不全そのものである「小者界の小者」安住淳は国民の敵である。国民の安全よりも、国際秩序よりも、己の地位に執着する藤村修は国民の敵である。そして、両名同様に未だ遊説に色気を見せる野田佳彦は国民の敵である。

国家の有事に果敢に行動して、具体的に「国を守る行動が取れる」のは、時の与党関係者だけである。大抵の悪人はその特権を活かして、精一杯に「臭いパフォーマンス」をするものだ。「見てくれ、国を守り国民を守れるのは我々だけだ!」と声を張り上げるものだ。そんな見せ掛けのパフォーマンスすら出来ず、「国民の安全第一のフリ」すら出来ず、「しょうがない」とまで「その恐るべき本心」を吐露する男に、宮城県民はなお何を期待するのか。この男は日本国民を守り、即ち宮城県民を守ることを、「しょうがない」と言ってのけたのである。

総理不在中は官邸を守るべき立場にあり、それ即ち「国を守る中心人物となる」ことを命じられている官房長官が、その任を自らの選挙活動より低く見て、あろうことか敵国のミサイル発射を歓迎する旨の発言をする。大阪府民は、この男に、そして民主党内閣にこれ以上何を期待するのか。ミサイルを落とされても、阪神淡路級の余震が起こっても、この男の頭の中には、地元での選挙活動しかないのだ。

これらは「言葉の綾」で済まされる問題ではない。選挙期間中であろうとなかろうと、両名の即時辞任を求める。国民はこれ以上、この連中が与党幹部であること、内閣の要であることを許してはならない。