オウム真理教 は日本史上最悪のテロリスト集団だった。坂本弁護士一家殺害や地下鉄サリン事件 で死者30人、重軽傷者6000人以上を出した。これだけでも大変な被害だが、軍事ヘリコプターまで準備して、東京都上空でサリンを散布する計画まで練っていた。大量殺人の混乱に乗じて警察や放送局を占拠し、日本国家転覆を狙う意図があったと聞く。
そのオウム裁判が事件後16年を経て漸く終結したが、実は何も明らかになっていない。肝心な部分は全て闇に包まれたままだ。警察庁長官銃撃事件 はうやむやのまま時効になった。テロ組織の具体的な活動内容から資金源、武器の調達方法に至るも解明されていない。と云うか発表されていない。真実が隠蔽された印象が拭えない。
実は彼らの思想や組織が北朝鮮のソレに酷似していた上、麻原はじめ幹部は頻繁に訪朝していた。押収された重要書類の多くには朝鮮文字が使われていたし、最高幹部の早川は統一教会 のメンバーだったと云う。ちなみに幹部の村井を口封じのため刺殺した犯人の徐は、かの有名なシンガンスの関係者だ。背後には北朝鮮の勢力があったと考えるのが自然だ。
そもそもサリンを撒いて無差別殺人を行う組織を宗教団体と看做すことがおかしい。テロ組織の実態を徹底的に暴き、北朝鮮 による対日工作を明るみに出すべきだった。麻原が自分だけステーキを喰ったとか、若い女性信者を犯しまくったとか、信者の浄財で金塊を買い込んでいたとか、くだらないゴシップ報道は全て目眩しの工作だったように思えてならない。
ところで、北朝鮮 と繋がっていると云う意味なら民主党 もオーム真理教と同じ穴のムジナだ。菅直人はじめ民主党 幹部は北朝鮮 系過激派団体に2億円近くも党の資金を流し込んでいた。朝鮮総連 とは極めて密接な関係だし、特に旧社会党系議員の思想は北朝鮮のソレと酷似している。マルチ 山岡など居並ぶ閣僚連中は、オームの省庁制や各大臣を連想させる。ころりと太った野田はさしずめ麻原だ。
あの手この手で日本国家転覆を狙う姿勢も似ている。サリンを撒かないだけ、民主党 がオウムよりまだマシとも思えるが、冷静に考えれば闇法案のほうが軍事ヘリコプターより余程怖い。