訃報・台湾独立運動の重鎮、黄昭堂氏が死去。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






昭和大名誉教授・黄昭堂氏が死亡、

台湾独立運動の重鎮。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111117/chn11111720510006-n1.htm






【台北=吉村剛史】


 昭和大学名誉教授で、台湾独立派の重鎮として知られた黄)昭堂(こう・しょうどう)・台湾独立建国連盟主席が17日午前(日本時間、正午過ぎ)、大動脈乖離(かいり)のため、台北市内の病院で死去した。79歳だった。

 

 同連盟事務局によると、黄氏は同市内の病院で副鼻腔の腫瘍手術を受け、術後に回復室で心停止を起こした。台湾大学付属病院に搬送され救命治療を受けたが、死亡が確認された。

 

 黄氏は日本統治時代の1932年、台南生まれ。台湾大学法学部卒業後、東京大学大学院に留学し、社会学博士(国際関係論)を取得。聖心女子大、東大講師を経て、76年、昭和大学で政治学教授となり、98年まで務めた。

 

 日本留学を機に、亡命中の台湾独立運動家らと交流を深め、明治大学講師だった王育徳氏らと、台湾独立建国連盟の前身、台湾青年社を結成。日本での啓蒙(けいもう)活動後、民主化が進んだ李登輝政権時代の92年、34年ぶりに台湾に戻り、95年、同連盟主席に就任した。2000年、民主進歩党(民進党)の陳水扁政権が誕生直後から、05年まで総統府の国策顧問を務めた。

 

 葬儀は12月3日午前9時から台北市内の市営葬儀場「第2殯儀(ひんぎ)館」で、同日午後2時から、大稲●(=土へんに呈の王が任のつくり)(だいとうてい)長老教会で営まれる。