夕刻の備忘録 様のブログより。
具体的な根拠に乏しく、数的な裏付けも無いことを堂々と言ってのける。二年前の選挙公約と全く同じである。守る気のない約束は、どんな約束でも出来る。どんな理想も、夢も、語るだけならタダである。
テレビに出ない議員は地元で嘘を吐く。「支援者向けの会合だったから」と頭の悪さを全開にした言い訳を用意して。大きなことを言ってみたい。政権与党の重職を担っているんだ、俺はエライんだと言ってみたい。その挙げ句の失言、暴言である。
そして、週が明けると批判をかわすために、適当なホラを吹く。話題を逸らすために、別件を吹聴する。ホラ話でお茶を濁して、時間が経てば「知れぬ存ぜぬ」に切り替える。これが彼等の定番行動である。
では、先週末の三連発を御堪能頂こう。
前原氏、TPP「交渉参加後、撤退あり得る」
民主党の前原政調会長は23日のNHK番組で、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題について、「交渉に参加して国益にそぐわなければ撤退はあり得る」と述べた。
各国との交渉には参加した上で、協定を締結するかどうかは改めて判断すればいいとの選択肢を示したものだ。
野田首相は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP交渉参加を表明する意向だが、民主党内に反発があるため、理解を求める狙いがあるとみられる。(2011年10月23日13時40分 読売新聞)
仙谷氏・辻元氏ら、仕分け人に民主から8人
民主党は、政府の行政刷新会議(議長・野田首相)が「事業仕分け」第4弾として11月に行う「提言型政策仕分け」の仕分け人として、仙谷由人政調会長代行、辻元清美政調副会長ら8人を送り込む方針を固めた。
野田首相が前原政調会長に対し、党からの仕分け人派遣を依頼していた。仙谷、辻元両氏以外のメンバーは次の通り。吉良州司、寺田学、階猛、玉木雄一郎(以上、衆院)、大塚耕平、藤本祐司(以上、参院)
(2011年10月23日18時01分 読売新聞)
復興債、購入者にもれなく安住財務相名の感謝状
財務省は21日、東日本大震災の復興策を盛る2011年度第3次補正予算案の復興債11兆5500億円のうち、1兆5000億円は、個人が1万円から購入できる個人向け国債にすると発表した。
復興に必要な資金を国民に直接求める形で、購入した人には財務省が安住財務相の名前で感謝状を贈る。
早ければ12月の販売分から、個人向け国債はすべて復興債になる。個人向け国債は金融機関の窓口で買うことができる。
(2011年10月21日20時27分 読売新聞)
離脱を前提にした国際交渉など有り得ない。
それが出来るのは唯一国、アメリカだけだ。
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、毎度お馴染みの「言うだけ番長」のお通りである。決して期待を裏切らないその馬鹿さ加減は、まさに底無し沼である。
前原のお気に入りは、民主党に入党するや否や、抜群のスピードで出世を果たしている。ボランティア担当の名目で被災地に出向き、自らの運営する団体であるピースボートの宣伝のみを強行し、今度は仕分けで大暴れをするつもりか。結局は、帰化大臣と同様に、設営会場の設備利権やら、警備利権やら、ボランティアの名を借りた得意の宣伝活動に利用するだけであろう。
愚の骨頂の「安住感謝状」。一番仕分けが必要なのは、これではないか。誰が欲しがるのか。誰が飾るのか。誰が保存するのか。早くも長妻同様の「想い出作りモード」に突入しているではないか。ゴミの削減が叫ばれている今、大臣自らゴミ作りに勤しむとはこれ如何に。
被災者を「馬鹿だから死んだ」と侮辱した男が震災担当大臣である。麻生内閣に難癖をつけることだけが生き甲斐で、事もあろうに現職の総理大臣に向かって「バラマキ・オバカ」と揶揄した男が今、総理の椅子に座っている。これは麻生は勿論のこと、オバマ大統領も侮蔑していることを、この泥鰌は理解しているのだろうか。次の日米会談で言ってみるがいい。「オバマは日本語の“オバカ”に良く似た発音なので、よくネタに使わせて貰いました」と。カダフィの次のターゲットになること間違いなしである。
民主党議員は嘘吐きである、そして何より品性下劣である。
下劣な政府が率いる国家は、下劣な国家に成り果てる。
躊躇いなくゴミは捨てるべきである。
解散総選挙という大掃除が待たれる所以である。