無能全開!平岡! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








【衆院予算委】平岡法相

「岩国移転反対」を公言 日米合意にもかかわらず 

野党は罷免要求




27日の衆院予算委員会で平岡秀夫法相(衆院山口2区)が就任後、地元の米軍岩国基地への空母艦載機移転に反対を公言していたと野党に追及された。平岡氏は事実関係を認め軌道修正を図ったが、他の事実誤認発言も飛び出し、野党は罷免を要求。政府内からも「無知に等しい」(高官)と批判が上がっている。

 艦載機機移転は厚木基地(神奈川県)から57機を岩国基地に移す平成18年の日米合意事項。自民党の河井克行氏は、平岡氏が17日の地元での記者会見で「『反対の気持ちは変わらない』と言った」と指摘した。

 平岡氏は「政治家個人としての気持ちを発言した」と釈明。しかし、反論のためか、自民党政権が移転に反対した岩国市に対し庁舎建設補助金カットに踏み切ったことを持ち出して「暴挙に出たのはどちらか」と激高したため、審議が紛糾した。

 最終的には「(移転に)賛成とは申し上げないが、閣議で決まったことには従う」と軌道修正したが、政権交代後の昨年5月に交わした日米合意は、18年合意について「着実に実施」と確認済み。今さら閣僚が異論を唱えたり、閣議にはかったりする計画ではない。

 米軍普天間飛行場(沖縄県)から岩国への空中給油機移転を「米軍再編以前から決まっていた話だ」とも述べたが、これは18年合意で初めて打ち出された再編計画。首相は「金太郎あめのようにひとつの意見と限らない」とかばったが、事実誤認には気づかず、修正することはなかった。