【航空ファン必見】
サメ顔、迷彩機体、チビっ子も歓声 本物ファントム、
間近で 茨城空港で展示
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110904/trd11090407010000-n1.htm
「悪い飛行機だ」「ガオーッ」。チビっ子らが指をさしながら声を上げているのは、F4戦闘機2機の前だ。特に、機首部分にサメを連想させる鋭い歯、目が描かれている「シャークマウス」のRF-4EJ戦術偵察機には、その個性的な姿が来場者の注目を集めているようだ。
RF-4EJ戦術偵察機の機首は、サメの顔を連想させるノーズアート=茨城県小美玉市の茨城空港
ファントムの愛称で知られ、最大速度マッハ2・2(東京-大阪間11分)というF4戦闘機。茨城空港(茨城県小美玉市)のターミナルビル隣の空港公園に7月下旬から展示され、早くも人気者になっている。
RF-4EJ戦術偵察機はサメの“顔”に迷彩服という攻撃的な姿ながら、地震発生時の被害状況の撮影、火山活動の偵察など平和活動でも活躍。F-4EJ戦闘機に偵察機器を装備した転用機だ。
隣はF-4EJ改・要撃戦闘機。昭和46年から航空自衛隊で活躍してきたF-4EJ戦闘機の改修型。レーダーなどの能力を向上させ、要撃戦闘能力に対地対艦攻撃能力に優れる。
航空自衛隊百里基地が退役した2機を無償で貸し出した。茨城県空港対策課は「震災後、来場者は少なくなったが、7、8月はかなり回復してきた。戦闘機を見学する人も多い」と、新たな空港の目玉に期待を寄せている。