「節電にて販売中」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







【from Editor】緊急時こそサイネージ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110820/biz11082007370004-n1.htm



「節電にて販売中」

 ペットボトルや缶飲料の自動販売機にこんな表示がされているのをよくみかける。石原慎太郎東京都知事に電力浪費の最たるものとして指摘されただけに時節柄、肩身の狭い思いをしているようだ。実際、自販機での販売を中心とする飲料メーカーからは「逆風ですよ」と恨み節も聞こえてくる。

 猛暑は飲料メーカーにとって大きなビジネスチャンスであることはいうまでもない。季節要因を追い風にして一台でも多くの自販機を設置することで、さらなる売り上げ増を目指す。しかし、東京電力の福島第1原子力発電所事故の影響で、首都圏のみならず全国的にも電力が不足している状況にある。自販機を新規に設置するには厳しい環境といえそうだ。

 電力不足は街頭や商業施設などに設置されているデジタルサイネージ(電子看板)にも影響を与えた。6月に千葉市の幕張メッセで開かれたサイネージの展示会場では、「今後は節電と緊急情報の提供が普及のカギ」と出展企業の担当者らは口をそろえていた。会場内には太陽電池パネルを付けたり、蓄電池を装備して夜間充電した電気を昼間に使用するなど、さまざまなタイプが展示されていた。

一方、足元の対応はどうか。産経新聞がコンビニエンスストアに設置して実験しているサイネージは、画面の明るさを落とすことで従来に比べ20%節電して稼働させている。神社の境内に置いたサイネージについても放映時間を短縮していた。

 「震災後も新規受注は減っていません。右肩上がりですよ」。節電要請が高まる中、サイネージ機器市場はどうなっているかと思い、東京に拠点を置くメーカー担当者に尋ねてみたところ、意外な答えが返ってきた。新しく建つ商業施設などは、ほぼ導入するという。従来の看板に比べてコストダウンできることに加え、緊急時にテレビ番組が放映できることなどから、災害情報の媒体としても評価されているらしい。

 震災直後、産経新聞もサイネージの放映を中止した。しかしその後、被災地の様子、義援金受け付けなどのニュースや情報をコンビニや神社で流すことは報道機関の使命であると考え再開に踏み切った。「こんな時だから消してくれ」ではなく、「こんな時だからこそ放映してくれ」といわれるサイネージにしたい。

              (デジタルサイネージ編集センター次長・広瀬典孝)


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サイネージ機器を製造するのにも電力(原発)が必要ってこった。


エアコンは付けよう。アホなTVは消そう。笑っ。