とんちゃもん様のブログ・世の中を生暖かく見守るブログ」 より。
ノルウェーの事件。
反移民の青年が、孤島に集まったプロ市民を一人で大虐殺。
一人であそこまで出来るのか。
しかも禁固たった21年。
出所したらもう一回やれそうだ。
時事通信 7月25日(月)10時19分配信
【オスロAFP=時事】93人が連続テロの犠牲となったノルウェーで、最高刑である禁錮21年は軽過ぎるとして、アンネシュ・ブレイビク容疑者(32)に死刑や終身刑の適用を求める声が広がり始めている。
同国では1979年に死刑が全廃されており、どんな重罪でも収監は原則21年まで。今回のテロ事件に当てはめると、最高刑が適用されたとしても1人の殺害につき刑期は82日ということになる。
クサヨが作った人権てんこもりの恩恵を極右青年が受けるわけか。
すげー皮肉でなw
毎日新聞 7月24日(日)0時16分配信
「信念ある1人の人間は(自らの)利益しか考えない10万人分もの力に値する」。ブレイビク容疑者が簡易型ブログ「ツイッター」に18日残した犯行予告とも読めるつぶやきは、19世紀の英国人哲学者ジョン・スチュワート・ミルの名言をまねたものだった。
地元紙ベルデンスガングが伝えた友人の証言によれば、ブレイビク容疑者は20代後半から極右思想に染まっていった。政治問題に強い関心を示し、イスラム批判のインターネットサイトに熱心に投稿しては「現在の政策は社会主義と資本主義の争いではなく、愛国主義と国際主義の戦いだ」などと主張していた。投稿の一つでは、日本と韓国について「多文化主義を拒否している国」と言及。日本などを反移民、非多文化社会の模範のようにたたえていた。
中略
欧州諸国では近年、長引く経済の低迷で社会や政治が右傾化している。背景にあるのは、移民排斥の思想だ。
移民は70年代、発展を支える「労働力」として歓迎された。
だが、経済が失速すると、安い賃金で働く移民は欧州白人の職を奪う「重荷」に変貌した。オモニ・・・
極右勢力が唱える移民排斥は失業にあえぐ市民の不満の受け皿にもなっている。
欧州連合(EU)の統計によると全加盟27カ国で08年、中東やアフリカ系など計380万人の移民を受け入れた。
この流入が加盟国の人口増につながり、労働力人口を支えた。欧州社会の発展・維持に移民は「不可欠」だ。
問題は、欧州が移民をいわば「出稼ぎ労働者」として受け入れてきたことだ。
だが、移民は生活の場を欧州に移して定住するようになった。
母国から家族を呼び寄せ、独自のコミュニティーを形成するに連れて文化的、宗教的な摩擦が顕在化。
経済の悪化やイスラム過激派によるテロなどが追い打ちをかけ、キリスト教を伝統とする欧州社会とイスラム系移民の摩擦や移民排斥論に結びついた。
反移民のうねりは「寛容」が伝統の北欧とて例外ではない。4月のフィンランド総選挙では民族主義政党が議席を6倍に増やした。キャメロン英首相やメルケル独首相も最近、自国の多文化主義を「失敗」と言及した。
また、オランダでは6月末、動物愛護を名目に、食肉処理する家畜を事前に失神させることを義務付ける法案が、賛成多数で下院を通過した。イスラム教やユダヤ教では、意識のある家畜を処理しなければならず、「移民排斥につながる」と両教徒は反発している。
移民問題と多文化強制問題を重点的に見てきたオイラとしては、この流れは大きくなる一方だね。
今回は単独犯だが、組織的なテロも出てくるかもしれない。(共謀罪廃案の恩恵www)
目先の利益(安い労働力)を選んだツケなんだが、人間は異民族に対してそんなに寛容になれるわけがないんだよ。
なれれば戦争なんて起きないだろ?
いくら法律で「皆なかよく」と規定しても、人間の「あのひと嫌い」という感情を変えることはできないんだから。