【読者サービス室から】
被災からまもなく1カ月。救助や物資の搬送、遺体収容など自衛隊によるさまざまな活動が紹介されました。読者からは反響の電話が多数寄せられました。
「3月28日付1面の『黙して任務全う自衛隊員』には涙がでました。感動しました」(29日)▽「私の娘も入隊して8年目。今、被災地で道路に寝袋で寝て救助活動を続けているとのことです」(同、61歳の女性)▽「自衛隊の活動があまり報道されず寂しく思っていたところに大きな記事がでて、みんな喜んでおります」(30日、陸自富士学校職員)▽「目頭が熱くなり、とめどなく涙が流れました」(同、自衛隊員の息子を持つ主婦からの手紙)
米軍「トモダチ作戦」など各国からの救援状態も掲載されました。
「3月27日付1面『米軍命懸けトモダチ作戦』の記事は米軍による救援活動について地図入りで分かりやすかった。これからも米国との同盟関係に関する記事を掲載し続けてください」(28日、岡山県の70代男性)▽「世界各国・地域の支援一覧は他紙にはあまり載っていないだけにとてもよかった」(28日)▽「外国からの支援を国旗、国名、その内容が表にまとめられていて感心した」(同)
原発事故の復旧作業は遅々として進まず、いらだちは募ります。
「事故を起こした原発への対処は、もはや日本の技術では手におえない。ノウハウを持つ米国やフランスに素直に助けてもらってもいいと思う」(29日)▽「政府が最終的な見通しをはっきり示さないことが不安の原因になっている。今後どうなるのかを政府に迫ってほしい」(同)
季節は春爛漫(らんまん)。震災を受け、花見を軒並み自粛、中止するところが多いようです。
「東北出身者や縁故の人が全国にいるはずで、自粛しようというのは自然な気持ちではないでしょうか」(2日)▽「日本全体が自粛ばかりでは経済というよりも日本全体が縮小してしまう」(同)
(3月28日~4月2日の意見)