「夕刻の備忘録」 様のブログより。
国旗も党旗もない殺伐とした会場で、民主党両院議員総会は開かれた。流石「国旗国歌法」に反対したチョクトが代表を務める党である。
就任以来のこの7ヶ月には何の恥じるところも無いそうである。
様々なことが「進んでいる」らしい。
大きな成果を挙げつつあるらしい。
彼等の希望的観測は、我々に絶望感しか与えない。
茶番でありガス抜きである総会が、実際には茶番にもガス抜きにもならず、唯々ドンヨリとした空気に支配され、先の見えなさ加減が、その視界の悪さが、さらに一段と深まっただけという印象であった。自浄作用ゼロ、何時もの民主党である。
そしてなんとその裏で、自称総理夫人が講演をしていたのである。夫は国旗を軽んじ、君が代を嫌う。その妻は何たる不敬か、天皇陛下の話された言葉を、自分勝手に表に出して、得意満面の風であった。
菅首相夫人の伸子さん、講演で陛下との会話明かす「消えた高齢者とは?」
菅直人首相夫人の伸子さんが12日に東京・有楽町の日本外国特派員協会で行った講演で、首相と昨年8月半ばに、天皇陛下と皇后さまとの4人で会食したときのやり取りの一部を明らかにした。
夫人は講演で「これは言っていいのかしら」とためらいがちな表情で前置きしながら、全国各地で行方不明となる高齢者が相次いでいることについて、陛下が「『消えた高齢者』とは一体、どういうことでしょうとお尋ねになった」と首相に尋ねられたことを明かした。陛下とのこうしたやり取りが断りなく表に出るのは異例で今後、波紋を呼びそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110112/plc1101121939007-n1.htm
民主党の「不敬事件」は後を絶たない。今度はバカ嫁まで参戦してきた。天皇陛下が内閣総理大臣と食事を共になさるのは、行政のトップとしての働きに対する慰労の意味と共に、今現在の世の動きに常に御関心をお持ちであるからであって、その内容を漏らすなど、決してあってはならないことである。
陛下は、特定の事柄に関して直接的な強い関心をお示しになることはない。他のことには御関心が無いのか、と誤解を受ける恐れがあるからである。皇族の皆様が踏み込んだ発言をされないのは、常に国民全体のことを考えておられるからであって、その「絶対無私」「絶対公平」のお考えを、我々国民の側から勝手に忖度するようなことがあってはならない。そのこと自体が不敬である。
にも関わらず、飽きるほど歳を食っているにも関わらず、日本人なら常識として持っている、持っていなければならない、こうした考えがこの夫婦には無いのである。総理夫人とはいえ、所詮は一民間人に過ぎない。しかしながら、その特権を利用して、皇室の慣例を破り、手前勝手な言動を取るならば、その責は当然夫にも及ぶものである。一人の家族として、裏に潜んでいるならば「罪一等」減じられもしよう、表に出てくるならば、それが夫公認ならば夫婦は同罪である。
また同じ講演で、「夫人たる立場を遙かに越えて」、極めて強力な「政治主導」を行っている。まるでリーダーシップの無い夫を、自分が指揮しているかの如く発言し、現在の政治状況に文句まで言っている。「いじめのような批判」をして政敵に対峙してきたのは、あなたの目の前にいる「居眠り野郎」ではないか。
陛下の御前で総理大臣が居眠りをし、官房長官が居眠りをし、それを「忙しかったからだ」と言ってのける厚顔無恥。そして斯くの如き夫を妻が叱咤するという、はてさて「如何なる方向に叱咤しているのか」、実にお里の知れる話である。
伸子夫人「玉砕はいいけど…」首相に中央突破を呼びかけ
菅直人首相夫人の伸子さんが12日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、政権運営が行き詰まっている首相について「混迷の時代から抜け出すためにできることをやって『玉砕』するのはいいが、いじめのような批判をされ、支持率が悪いから辞めるというのはあってほしくない」と、首相に「中央突破」を呼びかけた。
講演で伸子夫人は「私は叱咤激励ではなく『叱咤叱咤』が多くて、手加減もしないといけないかなということはございますが…」と会場を笑わせた。民主党の小沢一郎元代表の政治資金問題に関しては「私も菅も政治とカネ問題は私たちの世代でけりを付け、次(の世代)に託さないといけないとの気持ちが強い」と首相と足並みをそろえた。
ただ、内閣改造・党役員人事については「菅は危機管理に長けていて、私にしゃべるとどこかに漏れるからと、肝心なことは申しません」と口を閉ざし、菅政権の今後についても「一寸先は闇の世界だから(政治は)面白い。予想は立ちません」とかわした。
実に救いようのない人間である。夫が危機管理に長けているなら、こんなバカ嫁を自由にしている筈がないではないか。自分の存在そのものが。その発言内容を否定していることに全く気付いていないのである。
不敬発言をし、政治に踏み込み、玉砕を勧める。如何なる理由からこうした講演を引き受けたのであろう。しかもこの時期に。まさに夫婦共々政治センスが全く無い。裏方に回って夫の激務を支える気持ちなどサラサラないのであろう。勿論、これは夫が「激務であれば」の話ではあるが。