1日目ラストは創作にとりかかりました。


今回やる創作は、この日に取り扱った動物「サル」「ミーアキャット」「ゾウ」を

使って、この動物たちが自分は人間だと思い込んでいる、という設定で

どう動物を実際の人間のようなキャラクターに発展させていくか、

ということを大事にやりました。


シチュエーションは「美術館の運送屋さん」。

国宝など高価な美術館に運送屋が荷物(美術品)を

運びにくる、というもの。


まずは参加者でどの動物で何をやるのか、

そして何の役があるとおもしろいかを話し合いました。


決めたのは

・ゾウ(運送屋)2人
・サル(オーナー)
・ゾウ(オーナーの部下)
・ミーアキャット(掃除のおばさん)


ここからどんな物語が展開するのか。

参加者同士で話し合い、動いてみて少しずつ創っていきます。


どうしても、普通の人になってしまいがちなので

まずは、その動物のもつテンポ、リズムをしっかり表現するところから。

その部分を大事にすることによって自然とキャラクターが生まれ

お話も進んでいきます。


アドバイスをしながら何度か創作、発表を繰り返しました。


1日目に創ったものをそれぞれ家に持ち帰って

また次の日にさらに深めていきます。


頭も身体もめいっぱい使って疲れとおもしろさの狭間で

1日目は終わりました。



つづく
それぞれの動物を体験したあとは

「サル」「ミーアキャット」「ゾウ」を使って

簡単なシチュエーションをしました。


シチュエーションは【挨拶】。

2人組で、道で会います。まず、きづく。「やあ」握手する。「こんにちは」

「じゃ」去る。

と、これだけ。

この単純なシチュエーションを動物のキャラクターを使ってやってみます。


「サル」はどういう風に入ってくるのだろう?

どうやってきづくのか?

どう挨拶するのか?そして、去るのか?

この短い中でも、キャラクターはどうするのか?と考えるところは

たくさんあります。


まずは、やりたい動物を決めてもらい、お互いのステータスの強弱(上下関係)を決めて、

即興でやってもらいました。


見ている人たちで、動物をあてっこします。

どう見えたかを知ること表現者としてとても大切です。


2度目は動物を決めた上で、さらにそれぞれのイメージから1つだけ選び、

その部分を強調してやってみます。


うまくいったり、そう見えなかったり、いろいろでしたが

イメージを具体化してやってみると、

キャラクターがはっきりしてきてとてもおもしろいです。



つづく
1日目最後の動物は「ゾウ」。


これまた、「サル」「ミーアキャット」と全然違う時間の流れ、大きさを

もった動物です。


「ゾウ」もDVDで観察するところから。


そして、イメージ、特徴を出しました。


「ゾウ」
威厳がある、重い、ゆったりしている、焦らない、鈍感、反応が2テンポ遅い、

怒ったら強そう、おおらか、口数が少ない、不器用、やさしそう、ふところが深い、

悲しそう、耐えている、ダンディ、意外と細い、中間管理職。。。


おもしろいイメージがいっぱい出てきました。


その後は、実際に動いてみます。

ゾウはあんなに大きな身体をしているのに

歩くときに音をさせません。

リズムや呼吸を大事にイメージを身体に通していきます。


餌を食べるとき、水をかけるとき、あの長い鼻は人間にはないけれど

どうやって伝えられるだろう??


工夫しながらみんなでいろいろと試しました。



つづく