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バッドボーイズ2バッド

バッドボーイズ2バッド      ≪公開時コピー≫
     この二人が、
     世界の常識を叩きつぶす!!


       製作国:アメリカ
       製作年:2003年
       公開年:2003年

 【監督】   マイケル・ベイ

 【製作】   ジェリー・ブラッカイマー

 【出演】   ウィル・スミス (マイク・ローリー)
         マーティン・ローレンス (マーカス・バーネット)
         ガブリエル・ユニオン (シドニー・バーネット)
         ジョルディ・モリャ (ジョニー・タピア)
         ピーター・ストーメア (アレクセイ)
         テレサ・ランドル (テレサ・バーネット)
         ジョー・パントリアーノ (ハワード警部)
         マイケル・シャノン
         ジョン・セダ
         オレッグ・タクタロフ

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   相変わらずのデコボココンビ。マイク&マーカス。

 【鑑賞本数】  年間:19作目  通算:180作目


 【 感 想 】

 「バッド・ボーイズ」は1が受け付けなかったから2は見なくてもいいと思ったが、貧乏根性で見てしまった。ブラッカイマー製作、ベイ監督。このコンビだから観られないだろうと思った。実際観られない映画ではなかった。でも、どこかで見たことがあると考えたら「ザ・ロック」。どちらも西海岸が舞台だから仕方ないが、全体のトーンとか、アングルとかよく似ている。

 シリーズ化された作品は新しくなればなるほどパワーアップするのは当然だが、行き過ぎるのはなぜだろう。エスカレートするカーチェイス、銃撃シーン。見るに耐えられない。「バッド・ボーイズ」でも、エスカレートしていて、そこに金をかける必要はないと思った。

 マーカスとマイクは暴れてこそというキャラクターなのはわかる。だけど、行き過ぎとも思える破壊的な行為は必要ではないように思える。映画の中とはいえ凶暴さを増すことがリアルの世界に何らかの影響を少なからず与えるのではないかと個人的には思う。

 マイクの警察官としてのプロ根性はかっこいいし、見習いたい姿勢もあるから余計にその破壊的なシーンが残念に思える。実際、麻薬を憎む気持ち、人としての方向性、姿勢はしかるべきものだと思う。

 ただ、1の時にも思ったがマーカスの女々しいところは見ていてうざい。文句たらたらなのも何だかなと思う。家族思いで、いざというとき頼りになるがやっぱりうざい。対するマイクは本当にかっこいい。頭はいいし、決めるところは決める。オシャレで出来すぎとも思わなくはない。だけど、今回は人間的にかっこ悪いところもある。マーカスの妹とデキて、それをマーカスに言い出せずにいる姿はかっこいいマイクとは違う。意外に思った。

 2になっても「リーサル・ウェポン」の二番煎じ感は否めない。むしろ、より二番煎じが進んでいて、映像もストーリーもスタイリッシュでオシャレなのだが、残るものが少なく、二度目はないだろうと思われる。



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ブルース・ブラザーズ2000

ブルース・ブラザース2000      ≪公開時コピー≫
     ン…彼らは何者だ?
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1998年
       公開年:1998年

 【監督】   ジョン・ランディス

 【製作】   ジョン・ランディス
         ダン・エイクロイド
         レスリー・ベルツバーグ

 【出演】   ダン・エイクロイド (エルウッド)
         ジョン・グッドマン (マイティ・マック)
         ジョー・モートン (マイベル・チェンバレン)
         J・エヴァン・ボニファント (バスター)
         ニア・ピープルズ
         キャスリーン・フリーマン
         エリカ・バドゥ (クイーン・モーセット)
         ジェームズ・ブラウン
         アレサ・フランクリン (ミセス・マーフィー)
         B・B・キング (マルバーン・ガスペロン)

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★★★

 【見所】   パワーは劣るけど、ブルース・ブラザーズ・バンド!

 【鑑賞本数】  年間:18作目  通算:179作目


 【 感 想 】

 あえて続編を作る必要があるかと思ったが、今の暴力にあふれた映画が多く排出される中で意義はあるのかもしれない。前作「ブルース・ブラザーズ」を踏襲する形で展開するストーリー。ただ、前作ほど明確なゴールがないだけにただのドタバタコメディになってしまった感はある。オチがわかりにくいようなオチがないような…。

 だけど、ブルース「ブラザーズ」という根っこは変わらない。前作では血のつながりはないが、孤児院で家族同様に育ち、困らせられたり、迷惑かけられたりしても、見捨てない絆を見せた。今回は共有するものこそないが、エルウッド、キャブの子ケイブル、孤児のバスターの3人が少ない共通点を共有して家族のようにまとまっていく。血のつながりがなくても家族として成立する希望めいたものを表しているように思えた。

 行く先々でトラブルを起こし、警官隊、ロシアンマフィア、右翼の民兵に追われる。(前作は警官、カントリーバンド、ナチに追われた。) 車はナイトライダー仕掛けになっているがパトカー仕様のシボレーは変わらずでこだわっているのは見受けられる。

 オリジナリティがあるかといったらうーんとうなるが、「ブルース・ブラザーズ」を丁寧に作り直しているので、先の展開があらかた予想できる。実際に予想通りで、だけど、パワーアップもしていて、楽しめる。それは変わっていないから、安心して見られるという部分も確かにある。アレサ・フランクリンやジェームズ・ブラウンら大御所も18年分年はとったけれど、パワフルに歌で魅せてくれる。

 だから余計にルイジアナ・ゲーターボーイズとのステージバトルがイマイチに思えて肩透かし食った。エリック・クラプトンはじめ豪華な顔ぶれだと思ったが、音楽的なパワーは感じなかった。ブルース・ブラザーズ・バンドのほうがエネルギーがあってすごいと思ったから納得し難かった。でも、音楽でつながる絆はすごい、音楽はいいとそう思った。



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ブルース・ブラザーズ

ブルース・ブラザース      ≪公開時コピー≫
     弱いものにはめっぽう弱く
     強いものには、すこぶる強い遂に出現


       製作国:アメリカ
       製作年:1980年
       公開年:1981年

 【監督】   ジョン・ランディス

 【製作】   ロバート・K・ワイス

 【出演】   ジョン・ベルーシ (ジェイク)
         ダン・エイクロイド (エルウッド)
         キャリー・フィッシャー
         キャブ・キャロウェイ (カーティス)
         ジョン・キャンディ
         ヘンリー・ギブソン
         チャールズ・ネイピア
         ジェフ・モリス
         レイ・チャールズ (レイ)
         アレサ・フランクリン
         ジェームズ・ブラウン
         ツイッギー
         キャスリーン・フリーマン
         ポール・ルーベンス
         チャカ・カーン
         フランク・オズ
         スティーヴン・スピルバーグ

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   やっぱ「バンド」シーン!

 【鑑賞本数】  年間:17作目  通算:178作目


 【 感 想 】

 25年前に作られたブルース・ブラザーズ。今観ても十分に楽しめる作品で、古くても面白い作品は面白いし、つまらない作品はつまらない。映画のよしあしは時代とは関係ないとありきたりなことを思ってみる。

 黒い帽子にサングラス。黒いスーツに黒ネクタイ。全身黒尽くめの異様な格好がまず目をひくジェイクとエルウッドのブルース・ブラザーズ。現実にこんな破天荒なことはおこりえないと思うようなことが次から次へと起きるのに、ドキドキ、ワクワクしてしまうのは何故だろう。

 ミュージカルコメディ映画だけあって歌い手が豪華極まりない。ジェイク&エルウッド率いるブルースブラザーズバンドも十二分に歌と踊りで魅せる。ブルースのはずがカントリー歌って、ロー・ハイドを歌う辺りも聞かせてくれる。カントリーバーで見るからに黒スーツの二人は浮いているが、そのアンバランスさがおかしくもあり、面白くもある。楽器屋のオーナーにレイ・チャールズ。ソウル・フード屋のオーナーにアレサ・フランクリン。牧師がジャッキー・ブラウン。大御所たちのプレイも格好よくて豪華だ。

 とにもかくにもドタバタしており疲れると思う所も正直ある。だけど、その中で、騒ぎをおこしている張本人たちはいたってクールで淡々としている。そのコントラストの差が面白さを深めていることも事実。

 見た目の派手さ加減に惑わされかけるが、実は、孤児院がつぶれそうになるというピンチを救う為にジェイクとエルウッドは何とかしようと立ち上がったのが始まり。刑務所帰りのジェイク、貧困に苦しむ下町、孤児院と社会的問題が織り込まれている。それをあえて前面に強調していないのが好ましい。

 作り手の「楽しませたい」意気込みを感じる。映画はエンターテイメントで、娯楽で、面白くて、楽しませてなんぼというプロ根性を感じる。製作当事の年代を考えると仕方ないが作りのチープさは見受けられるものの、面白さは色あせない一作。



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アイ・スパイ

アイ・スパイ      ≪公開時コピー≫
     もうひとつの視界を手に入れろ!
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2002年
       公開年:2003年

 【監督】   ベティ・トーマス

 【製作】   マリオ・カサール
         ベティ・トーマス
         ジェンノ・トッピング
         アンドリュー・G・ヴァイナ

 【出演】   エディ・マーフィ (ケリー・ロビンソン)
         オーウェン・ウィルソン (アレックス・スコット)
         ファムケ・ヤンセン (レイチェル・ライト)
         マルコム・マクダウェル (アーノルド・ガンダーズ)
         ゲイリー・コール (カルロス)
         ヴィヴ・リーコック
         フィル・ルイス (ジェリー)

 【Zero的評価】 0円

 【リピート率】  ★

 【見所】   スパイグッズ…?

 【鑑賞本数】  年間:16作目  通算:177作目


 【 感 想 】

 エディ・マーフィが苦手だということをすっかり失念して見たアイ・スパイ。何だかトホホな気分で終始してしまった。

 エディ・マーフィ演じるボクサー、ケリー。負け知らずの強い男。オシャレで女にもてもてで負け知らずの俺様男。大統領とタメ口をきくし、自分が誰よりも何よりも偉いと思って行動するし、発言する。でも、元の元の大元をたどれば田舎の貧しい生まれで、ボクサーとして成功するまではその辺によくいるただのくそガキで、ただの成り上がり者。目立ちたがり屋でどんなに取り繕っても上品な世界とはかけ離れている。上昇志向はあるだけマシかもしれないが、イヤに存在が目障りで鼻につく。

 映画の中の「役」だと承知しているが、リアルのエディ・マーフィという人となりとダブルところがある。成功者かも知れないが成り上がり者。謙虚さのカケラもなくて、スターにあぐらかいている。自信満々が裏目にでて、周囲に人がいなくなりそうな人。

 スパイの割にはお間抜けでイマイチ決まらないアレックス。素質はいいものを持っていると思われる。技術も腕もあるのに慎重さが足りないのか自信が足りないのか結果がでない。どうせ俺なんかといじけている。たいして努力もせずに、スパイグッズが二流品だからと物のせいで結果がでないと責任転嫁するあたりが己の卑小さを露呈していることに気が付こう。万年色ボケ君ともいえるが最後の最後までおポンチ君なのが笑えるけれど笑えない。

 ファムケ・ヤンセン演じるレイチェルが強かな女を演じていたのが唯一の救い。やっぱり女のほうが肉体的にも、精神的にもタフだと瞬間的に思った。己の欲望に忠実で、自分に嘘がない。女という生き物は得体が知れなくて怖い生き物だ。

 痛々しさが見え隠れするアイ・スパイ。コメディタッチにしたいのか、シリアスタッチにしたいのかが不明。この辺りがイマイチ間につながっている模様。単純にコメディが苦手という好みの問題とも思う。



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トイ・ストーリー2

トイ・ストーリー2      ≪公開時コピー≫
     2大スター、ふたたび共演!
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1999年
       公開年:2000年

 【監督】   ジョン・ラセター

 【製作】   ヘレン・プロトキン
         カレン・ロバート・ジャクソン

 【出演】   トム・ハンクス (ウッディ)
         ティム・アレン (バズ・ライトイヤー)
         ジョーン・キューザック (ジェシー)
         ウェイン・ナイト (アル / オモチャ屋の親父)
         ケルシー・グラマー (プロスペクター)
         ドン・リックルズ (ポテト・ヘッド)
         アニー・ポッツ (ボー・ピープ / 羊飼いの少女)
         ウォーレス・ショーン (レックス)
         ジョン・ラッツェンバーガー (ハム / ブタの貯金箱)
         ジム・ヴァーニー (スリンキー・ドッグ)
         ジョン・モリス (アンディ)
         ローリー・メトカーフ (アンディの母)
         エステル・ハリス (ミセス・ポテト・ヘッド)
         ジョディ・ベンソン (バービー)
         R・リー・アーメイ (セージ)
         ジョー・ランフト (ウィージー)
         ジョナサン・ハリス (おもちゃの掃除屋)

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   ウッディの勘違いっぷりとバズのまっすぐさ。

 【鑑賞本数】  年間:15作目  通算:176作目


 【 感 想 】

 興行成績がそれなりによければ続編作ってしまう最近の映画業界には二言、三言申し上げたいのだが、トイ・ストーリーはありきたりな続編ではなかったのでやめておく。前作トイ・ストーリーで、いがみあっていたウッディとバズが堅い友情で結ばれハッピー・エンドで終わった。2へ続く余地など全くなさそうだったのに作りあげてしまう商売根性のたくましさには感心する。誘拐されたウッディをバズが助け出しに行くという今回のストーリーはスター・ウォーズをはじめとしたパロディがある。遊び心があって面白い。

 実はウッディがレアグッズだったことからはじまる誘拐騒動。壊れたおもちゃの運命や子どもが大きくなった時のおもちゃの行き先などの子どもの問題。コレクターの善し悪しといった大人の問題。そういったシリアスな部分もある。

 おもちゃはあくまで子どもの遊び道具なのか。それとも価値のある収集物の一つか。どちらがいい悪いはさておくとして、不正に価値をつりあげる行為が現実としてある。純粋に収集しているのか、金儲けの一つとしてみなしているのかはわかりかねるが、子どもあってのおもちゃであることは間違いない。それはさておき。

 ウッディはあいかわらずのお調子者で、アンディやおもちゃ仲間と離されて意気消沈したかと思いきや、一度、自分がレアグッズと知るなり浮かれてみる。人間臭さがありすぎて鼻白む。バズは青臭い正義感で優等生すぎるのが鼻に付く。

 娯楽作品といえば娯楽作品。よくできているとは思う。映像もストーリーもよくできており大人も子どもも楽しめる。だけど、ディズニーの魅力はリアルな生々しさより、メルヘンとか非現実さとかそういう夢みたいな世界だと思う。夢と希望のあるおとぎ話。そういう原点に戻るような作品を作ってほしいと個人的には思う。

 何はともあれトイ・ストーリー2はエンドクレジットに面白さが隠れているのでぜひ、最後の最後まで見ることをオススメする。



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トイ・ストーリー

トイ・ストーリー      ≪公開時コピー≫
     友情してる場合じゃないぜ!!
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1995年
       公開年:1996年

 【監督】   ジョン・ラセター

 【製作】   ラルフ・グッジェンハイム
         ボニー・アーノルド

 【出演】   トム・ハンクス (ウッディ)
         ティム・アレン (バズ・ライトイヤー)
         ドン・リックルズ (ポテト・ヘッド)
         アニー・ポッツ (ボー・ピープ / 羊飼いの少女)
         ウォーレス・ショーン (レックス)
         ジョン・ラッツェンバーガー (ハム / ブタの貯金箱)
         ジム・ヴァーニー (スリンキー・ドッグ)
         R・リー・アーメイ (セージ)
         ローリー・メトカーフ (アンディの母)
         サラ・フリーマン (ハンナ)
         ジョン・モリス (アンディ)
         エリック・フォン・デットン (シド)
         ペン・ジレット

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   CGのすごさ。

 【鑑賞本数】  年間:14作目  通算:175作目


 【 感 想 】

 フルCGのアニメ映画で話題にもなった作品。約10年前に公開されたことになる。例のごとく天邪鬼さを発揮して見ていなかったのだが、はじめて見て意外と面白かったというのと、全然古さを感じさせないというのが素直な感想。視点が新鮮に思えた。おもちゃの視点で展開するストーリーというのがありそうでなかった。

 今でこそおもちゃで遊ぶことはないが、小さい頃は遊んだ。どこに行ったかはわからないけれど、お気に入りを大事にしていたり、おもちゃで遊んでいたりしたことを思い出し懐かしく思った。トイ・ストーリーのおもちゃ達のように見えないところで会議をしていたのだろうかと思った。もし、そうだとしたらどんな話をしていのだろうか。子どもにも大人にもワクワクさせる何かはある。

 アンディのお気に入りウッディは根っからのお調子者で自分が一番じゃないと気がすまない性質。新しく仲間入りしたバズ・ライトイヤーにお気に入りの座を奪われる。そのことを認めたくない想いが空回りしている辺りが妙に生々しくて痛々しい。おもちゃという設定とCGという手法だから、何とか見られるけれど実写だったらものすごくうっとうしそう。

 対するバズはバズで自分が本物のスペース・レンジャーだと思っている辺りがちょっと痛い。本人は至ってまじめなのだが、現実とのズレが大きすぎてコミカルになっている。人の失敗やドジやミスで笑いをとる展開はアメリカらしい発想。笑いとばせればそれもまたユーモアなのかもしれない。日本だとものすごく痛々しいだけで、笑いには転化できない気がする。

 ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、笑いあり、涙あり、パロディあり、何でもありで面白さをギュッと詰め込んだ感じではある。若干説教臭い?とも思うところがあったが、それなりに楽しめる。好きか嫌いかで言ったら、コメディがあまり得意ではないので嫌いの部類には入るが、子どもと一緒に、安心して見られる作品ではある。



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8Mile

8Mile      ≪公開時コピー≫
     あらゆる瞬間にチャンスがある――
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2002年
       公開年:2003年

 【監督】   カーティス・ハンソン

 【製作】   ブライアン・グレイザー
         カーティス・ハンソン
         ジミー・アイオヴィン

 【出演】   エミネム (B-ラビット / ジミー)
         キム・ベイシンガー (ステファニー・スミス)
         ブリタニー・マーフィ (アレックス)
         メキー・ファイファー (フューチャー)
         エヴァン・ジョーンズ (チェダー・ボブ)
         オマー・ベンソン・ミラー (ソル・ジョージ)
         タリン・マニング (ジャニーン)
         マイケル・シャノン (グレッグ)
         クロエ・グリーンフィールド (リリー・スミス)
         アンソニー・マッキー (パパ・ドク)
         ユージン・バード (ウィンク)

 【Zero的評価】 0円

 【リピート率】  ★

 【見所】   エミネムのラップシーン…?

 【鑑賞本数】  年間:13作目  通算:174作目


 【 感 想 】

 個人的な趣味としてラップが好きではないことを失念していた。故に今ひとつ面白さがよくわからなかった。青春映画は好きだけれど、わかりやすいほうが好きだ。一昔前のドラッグ、貧困あたりをテーマにした青春映画に似ていて、今さら何故・・・とも思った。

 8マイルは本当にどうしようもない感じがする。ゴミ溜めみたいな町でまともに働きもせず仲間とつるんで毎日、面白おかしく生きて、それでハッピー。夢だけは大きくて、対した努力もしないで、おいしい話には食いついて、楽してビックな人間になろうという根性が好きになれない。ラップも悪くないけれど、熱い情熱をリリックにこめて・・・と言われても、たわ言みたいに聞こえてしまう。

 下町の、本当にどうしようもない町で貧困と犯罪がはびこる町。8マイル先は成功者が住んでいて、その8マイルが短いようで遠い。誰しもが8マイル先に行きたいのに、皆で足の引っ張り合いして、先に行くことを許さない雰囲気にも腹が立つ。

 エミネム演じるB-ラビットはよくわからなかった。ラッパーとしてのエミネムのイメージが先行しすぎていたのか、それともCMで流れる曲に気をとられすぎたのか。どこにでもいそうな普通のうだつのあがらない兄ちゃんとしか思えなかった。騒ぐほどのことでもないかなと思った。

 これが現実のアメリカなのかもしれない。そうでないのかもしれない。それは日本という狭い国から出たことがないのでわかりかねる。だけど、そう簡単に抜け出せないと冷めた心で物事を見ている自分と、作り物の世界の中でぐらい夢みようと思う自分がいる。信じる気持ち、夢をあきらめない心、希望、そういうものがあることを切望する自分と、でも、結局は運だろうと思う自分もいる。だから、多分B-ラビットをとりまく友人たちと性質は同じで、つまるところ、ただの同属嫌悪なのだと思ってみる。そういう気持ちに気が付かされるから、こういう映画は嫌いだ。



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ローラーボール

ローラーボール      ≪公開時コピー≫
     目醒めよ闘争本能
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2002年

 【監督】   ジョン・マクティアナン

 【製作】   ノーマン・ジュイソン
         ジョン・マクティアナン
         チャールズ・ローヴェン
         ボー・セント・クレア

 【出演】   クリス・クライン (ジョナサン・クロス)
         ジャン・レノ (アレクシス・ペトロヴィッチ)
         LL・クール・J (マーカス・リドリー)
         レベッカ・ローミン=ステイモス (オーロラ)
         ナヴィーン・アンドリュース (サンジェイ)
         オレッグ・タクタロフ
         デヴィッド・ヘンブレン
         ジャネット・ライト
         アンドリュー・ブリニアースキー

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   ローラーボール…。

 【鑑賞本数】  年間:12作目  通算:173作目


 【 感 想 】

 予告で見た限り面白そうな映画だっただけに、つまらなくてがっかり。ローラーボールという競技を生かしきれてない感があった。スピードのある競技は撮るのが難しいのは承知している。だから、生の中継ではなく、映画だからこその見せ方があると思っている。それが作り物の世界の醍醐味だと思うのだが、中々うまくいかないものだ。もっともローラーボールという競技はストーリーのスパイス的要素で八百長と金儲けと陰謀がうずまく社会派ドラマ的な部分もあるので、仕方ないのかもしれない。しかし、半端な感じがして後味が悪い。

 ジャン・レノ演じるペトロヴィッチはさすがジャン・レノ。善人も悪人もうまく演じる。今回は悪人。成り上がりもので、金儲けのために手段を選ばない。視聴率あげるために故意に一方的な乱闘を起こす。そのおかげでジョナサンが所属するチームは勝ち続ける。

 作られた試合で八百長以外の何者でもない。だけど、観客や視聴者は作られた試合であっても何かが起こる試合を求める。それを煽るペトロビッチを責めるのは難しい。ペトロビッチはあくまでも、求められているから、儲けるために手段を選ばないというだけでそれが良いことでも正しいことでもないことはわかっている。メディア-テレビやラジオ他-は本当のこともあるけれど、嘘もある。それにのせられている視聴者が一番おろかではあるが、情報を操作するのはまずいと思ってみる。

 ジョナサンは青臭いが、自分の頭でものを考えられる賢さもある。若さゆえの愚かしさとでもいうのだろうか。金や地位に目がくらみかけたが、何かがおかしいと気がつける冷静さもある。だけど魅力を感じられない。手っ取り早く金を稼げて、ゲームにのるだけのってやばくなったらおりる。そういうズルイ人間に見えてしまった。

 よっぽどペトロヴィッチのほうが己の欲望に素直に生きていて、極悪非道ではあるがマシである。やり方とかは疑問を感じたが・・・。



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新世紀エヴァンゲリオン 劇場版

新世紀エヴァンゲリオン/劇場版      ≪公開時コピー≫
     人類の存亡を賭けた戦いが、
     今始まる。


       製作国:日本
       製作年:1998年
       公開年:1998年

 【監督】   鶴巻和哉
         庵野秀明
         摩砂雪

 【製作】   角川歴彦
         池口頌夫
         山賀博之
         倉益琢眞

 【出演】   緒方恵美 (碇シンジ)
         三石琴乃 (葛城ミサト)
         山口由里子 (赤木リツコ)
         林原めぐみ (綾波レイ)
         宮村優子 (惣流・アスカ・ラングレー)
         立木文彦 (碇ゲンドウ)
         清川元夢 (冬月コウゾウ)
         結城比呂 (日向マコト)
         長沢美樹 (伊吹マヤ)
         子安武人 (青葉シゲル)
         麦人 (キール・ローレンツ)
         関智一 (鈴原トウジ)
         岩永哲哉 (相田ケンスケ)
         岩男潤子 (洞木ヒカリ)
         山寺宏一 (加持リョウジ)
         石田彰 (渚カヲル)

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   誰目線で見るか。子供(シンジたち)か大人(ミサトたち)か。

 【鑑賞本数】  年間:11作目  通算:172作目


 【 感 想 】

 一昔前にはやった新世紀エヴァンゲリオン。何故今頃とも思わないでもないが今観るからこそ意義があると思ってみる。初めて見た時も成人に分類される年ではあったが、さらに年が経つことによって見方がかわった所もある。

 ストーリーはあいかわらずよくわからない。謎も残るばかりで、エヴァの正体は不明(使徒?)。使徒の目的もネルフの目的も、人類補完計画も真意を計りかねた。

 映画を見れば何かがわかるかと思ったが、何もわからなかった。むしろ、救いのない感じがした。人類補完計画=人類皆殺し計画なのか。それでは身勝手だし、救いがなさすぎる。無に帰って一つになるということなのか。

 皆、心の奥底に何がしかの劣等感を抱いていて、それを隠そうとして、普通であることを努めて生きているけれど、エヴァの登場人物はその劣等感が表面化して、ネルフという団体に依存していると見えなくもない。レイはエヴァの操縦士としてしか価値がない。シンジはエヴァにのれば父さんがほめてくれるから。アスカはエヴァの操縦士だから自分に価値があると思っている。パイロットの3人はエヴァがあるから自分が必要でも、エヴァがなければ3人はどうなる?

 普通とか平均とかって何を基準にするかによって変わる。自己肯定も自己否定も第三者が介在するから起こる。シンジもアスカもレイも人との接触が怖いくせして自分を認めて欲しい気持ちだけは強くて見ていてイライラする。だけど、かつてそういう瞬間が自分にもあって、今もそれはある。結局同属嫌悪でしかない。その事実にまた、イラつく。

 ATフィールドは人が己の身を守るために作る目に見えない壁と同一のものだというのはかろうじて理解した。ATフィールドは誰にでもあるものだけれど、ATフィールドと名をつけることで、目に見えないものが見えてしまったのではないかと思った。何でもかんでも名前をつければいいというわけではないだろうと思う今日この頃である。



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バイオ・ハザード2 アポカリプス

バイオハザード2      ≪公開時コピー≫
     あれから36時間、
     街は感染しつくしていた。


       製作国:カナダ/イギリス
       製作年:2004年
       公開年:2004年

 【監督】   アレクサンダー・ウィット

 【製作】   ポール・W・S・アンダーソン
         ジェレミー・ボルト
         ドン・カーモディ

 【出演】   ミラ・ジョヴォヴィッチ (アリス)
         シエンナ・ギロリー (ジル・バレンタイン)
         ジャレッド・ハリス (アシュフォード博士)
         オデッド・フェール (カルロス・オリヴェラ)
         トーマス・クレッチマン (ケイン少佐)
         サンドリーヌ・ホルト (テリ・モラレス)
         マイク・エップス (L・J)
         ザック・ウォード (ニコライ・ソコロフ)
         ソフィー・ヴァヴァスール (アンジー・アシュフォード)
         ラズ・アドティ (ペイトン・ウェルズ)
         イアン・グレン (アイザックス博士)
         エリック・メビウス (マット)

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   CGよりCGチックなジル。

 【鑑賞本数】  年間:10作目  通算:171作目


 【 感 想 】

 最近はやりのシリーズもの。バイオ・ハザード2。ハイブから脱出したアリスのその後の話。前作の終わりが2を暗示させるものだったからやはりという気持ち。もっともゲーム自体が4まであるからいたし方にしろ、1話完結型のアクション映画が少なくなって残念な気分。

 レインが1でゾンビ化してしまったので、どうでもいいと思ったけれど、気にはなるから見た。だが、こんなものかと思った。ホラー性はほとんどなくて、アクション色強いから、ゲームのファンは評価がわかれるだろうな。ホラー映画が苦手な身としては見やすかったけれど・・・。今回はアリスとジルの二人のヒロインで相変わらず露出高くてスタイルいい人は惜しげもなく肌さらせていいよなと見当違いなことを思ってみる。

 余談だがメイキングで熱波がきて気温が上昇しているという設定だから、アリスもジルも薄着なのというミラの言葉を聴いてようやく状況を把握した。前作の時もアリスはピラピラの服着ているのが特殊部隊とつながらなくて違和感があっただけに、今回は緻密に計算されているのだと納得。その割りに皆、汗一つかいていないのが不思議だったけれど、つっこんじゃいけないところだと思われる。

 T-ウィルスの謎がとけたり、アンブレラ社の陰謀と野望が垣間見えたり、ストーリーは進展しており納得する所も多かった。しかし、ミラがララ・クロフトとか、サラ・コナーとか、あの辺とキャラがかぶりはじめていて残念。華奢なのに強い。そのアンバランスがアリスの魅力だと勝手に思っているだけに、たくましくなっていく様が悲しい。

 ちなみにアクション3分の2、ストーリー3分の1という比率。あまり考えたくないときには楽な映画かもしれない。スペイン系な顔立ちの濃いいカルロスが注目株。仲間を見捨てない様やきれもの的な存在で美味しい所を持っていく役回り。単に制服フェチだという話もあるが、3にもでてきそうな雰囲気でそれが楽しみだ。



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