選抜クラス 福村です。
先日、ナレーターとしてご活躍されている先生にお越しいただき、ナレーションの特別授業を実施いただきました。
先生は、番組ナレーションやVPナレーション、カーナビ音声など様々なジャンルのお仕事をされている方です。
題材は、お寺についての説明ナレーション。
先生からは、各自の発表前に「格調高く、厳かに読むことを意識するように」とのお題をいただきました。
各生徒の発表後には先生からのご指導が入ります。それらを自分の読みに反映できるように、メモをとりながら順番を待ちました。
・「てにをは」をしっかり発音すること
・重要な言葉ではスピードを落とすこと
等々…
他にも多くのポイントがありましたが、「格調高く読む」にはこれらを意識したうえで、落ち着いて丁寧に読むことが鍵だと学びました。
そしていよいよ自分の番に。これまでのディレクションを意識して発表しました。
1度目は、先生から「全体的にテンポがゆっくりでメリハリがなく、何が大切な言葉なのかわかりにくいため、スピードをつけて読むように」とのご指摘をいただきました。
格調高さを出そうと意識しすぎて全体的にゆっくりになってしまい、重要な言葉を立てられていなかったのだとハッとしました。
2度目は、聞き手に重要な言葉が届くようにメリハリをつけて読むことを意識し、「丁度良いスピードになったので、その調子で練習を続けてください」とのお言葉をいただけました。
今回の授業で最も重要だと感じたのは「聞いている人への説明意識を持って読む」ということです。
これまでの森川先生の授業でも「聞き手に寄り添った読み」というキーワードが出てきました。
「自分本位にならず、相手(聞き手)の立場に立って読む」ということが、プロとしての重要な心構えなのだと改めて感じました。
今回学んだことを自分のものにできるよう、今後も練習を積み重ねていきたいと思います。
選抜クラス 福村