選抜クラスの鴛海(おしのみ)です。
先日ナレーターとしてお仕事をされている方をお呼びしての、今年度初の特別授業が行われました。
その様子や感想をお話ししたいと思います。
当日配られた題材はナレーション原稿。
初めに数分間読み時間が与えられ、一人ずつ発表し、都度ダメ出しが行われる流れでした。
原稿の内容はお寺の紹介で、発表を始める前のクラス全体に対してのオーダーは「格調高く、丁寧に」というものでした。
講師の方からいただくアドバイスは、読んだ人だけでなく全員に当てはまるものも多いと感じ、自分の番だけでなくエンドレスで学びのある時間でした。
そしてついに私の番が回ってきます。
個人的には、格調高く丁寧にしっかりと読むことができたと感じましたが、しかし講師の方からのダメ出しは「基本的には読めているけど、変な抑揚が気になるね」とのことでした。
正直に言って本当に悔しかったです、なぜなら「変な抑揚が気になる」というのは以前森川先生からも指摘されたことだからです。
自分では気を付けているつもりでも、それはあくまで「つもり」なだけ。
自分のクセとして根付いてしまったものは、常に意識していかなければいけないと痛感しました。
次に講師の方に対してですが、”プロ”というものを見せつけられた気分でした。
(勿論現在我々は毎週のように森川智之先生というプロを見せつけられているのですが…)
約2時間という短い中で20を超える人数を見ていただくので、一人一人の時間は決して長いとは言えません。
しかしその短い時間の中でそれぞれにあったダメ出しやアドバイス等、的確にかつ分かりやすく伝える。
簡単にこなしているように見えて、とても難しいことだと思います。
目の当たりにしたプロと自分との格の違いに、終始尊敬であったり悔しさであったりもどかしい気持ち等、いろんな感情を得ることができました。
そして自分の未熟さ、甘さを再認識できるとてもいい時間を過ごすことが出来ました。
選抜クラスとしての授業が始まってから早くも2ヶ月が過ぎ、決して残り多くはない貴重な時間をいかにして使うか。
改めて見つめ直し今後も励んでいこうと思います!
選抜クラス 鴛海