「身をもって意味を知る」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

選抜クラス 守屋です。

 

先日行われたレッスンでの感想を述べさせて頂きます。

 

レッスンの内容はアニメアテレコでした。

 

台本を手に持ち、目線の先にはアニメを写した画面、目の前にはマイクと。

舞台やドラマとはまた違う、声優の演技する環境は非常に特殊だと痛感しました。

 

これは慣れが必要だ。と思いました。

 

講師の方からマイクと自分との距離はだいたい30センチ、声を張るときはマイクから15センチほど下がる等、この特殊な環境ならではのレクチャーを受けました。

 

ここまでは環境の話で、ここからは芝居の話になります。

 

今回、わたしが担当した役柄は少し変わった役柄でした。

その役はそれはもう、"楽しめる"役だったのです。

テンション上げて、口角を上げて、リズミカルに、楽しく!笑って!面白おかしく!

ざっと説明するとそのような役柄でした。

 

では実際アテレコしてどうだったか。

 

今回、ありがたいことに3回同じシーンをアテレコさせていただいたのですが。

 

1回目、出をトチって、焦ってガチガチになってしまう。

2回目、これはいけない、楽しくやろう!とやってみたら楽しみ過ぎてセリフを間違えてしまう。

3回目、楽しみながら、セリフも間違えず、出もトチらず出来ました、が、もっと楽しめたと後悔が残りました。

 

実は講師の方から2回目と3回目の間に、君ならもっと暴れると思ったんだけど。と言われたのです。

 

わたしはひどく負けず嫌いと言いますか、期待に応えたい性分なもので、その瞬間にギアは2速から6速までエンストも恐れず跳ね上がりました!

無理やり作った感情で演じた1、2回目より、心から喜びや楽しさの感情を使えた3回目が良かったと思いました!

 

ここで講師から頂いたアドバイスで

 

役を演じ切ること、合わせる作業に集中しすぎると絵に負ける。

とにかく、心情。と。

 

まさにその言葉を感じたアテレコでした!

 

 

選抜クラス 守屋