アクセルワンに2024年度の新人として加入した神里愛士(かみざとちかし)と申します。
このブログがこれからアクセルゼロに入ろうとしている方や、今現在ゼロで所属目指して頑張っている人たちの何かのきっかけになれれば嬉しいです。
私は研究クラスから入所し、研究クラス1年選抜クラス3年と計4年をゼロで過ごしてきました。
今でも覚えている入所面談の日、森川さんに言われた「こ慣れてる感がある。僕ら評価する側の人間はそのこ慣れてる感が嫌い」という言葉。 そして研究クラスでの講師の方にも最初はボロクソに言われまくりました。
僕はアクセルゼロに来るまでにも他の養成所での経験があります。
下手に経験がある分、身についた技術だけが先行して肝心のお芝居の基本的な事が疎かになっていたのではないかと気づく事ができました。
これが「こ慣れてる感」の正体なのかなと。
森川さん、そして研究科クラスの講師の方に出会えて本当に良かったと思っています。
そして選抜クラスに上がり、初めて森川さんの前で外郎売を披露した時は緊張しすぎてボロボロだったのは今でも記憶に強く残っています。
それはそうでしょう。
あの!あの声優界の帝王森川智之が!目の前にいて、私の外郎売を見ているのですから。
そして、森川さんの元たくさんの事を学び、1年2年と過ぎ選抜クラス2年目の最後の面談の日、結果は不合格。
そこで問われました。
「どうしたい?」と 正直迷いました。
「諦めたくない」もちろんその気持ちは強いです。
しかしここまで何年も所属できずに燻ってきた自分がたった1年延長しただけで結果を残せるのか...
しかしやはり自分にはこの道しか考えられない。この道しかないと思い、続けたいですと希望し選抜3年目も残して貰える事になりました。
そして、これが本当のラストイヤーだと思って1年頑張ってきました。
最終面談の日、森川さんに合格を伝えられた時は何も反応ができず固まってしまい数秒沈黙が流れました(笑)
1年前に諦めなくて本当に良かった。 諦めなければ夢が叶う保証はないです。しかし諦めたら夢は叶いません。
特に今ゼロで頑張っている人たちにこの事を伝えたいです。
そしてそれから芸名決め、宣材写真撮り、ボイサン収録と4月1日のお披露目まで駆け足でスケジュールは進んでいきました。
そこでも学ぶことは多かったです。特に宣材写真。汚い靴で行ってすみませんでした(笑)
ここからが本当に大変です。今までは養成所のクラスという小さな箱で競い合ってきましたがこれからはプロの方達と同じ土俵で競い合う事になります。
アクセルゼロの後輩達に恥ずかしい姿を見せぬようこれから頑張っていきますので今後ともよろしくお願いします!
神里愛士