先日、海外ドラマの吹替のレッスンを受けさせて頂きました。
男性が教師役、女性が学生役でした。
レッスンを受けている中で、有難いことに先生から沢山のご指摘を頂けました。その中で特に多く頂いたのは、
「会話になっていない」
「空間の意識が出来ていない」
「年齢感やキャラクターを合わせる」
「暗い」
でした。
僕自身も1回目が終わった後に、「セリフを読み上げているように聞こえるから、読み上げずに自分の言葉で演じて欲しい」と先生からご指摘を頂き、2回目に挑みましたが、大きく変わってはなかったなと思います。その時は、どうやったら変わるのか凄く悩みました。ですが、その後レッスンが進む中で、先生が「語尾が全て同じだから相手にかかってないように聞こえるし、読んでいるように聞こえる」とお話されていたのを聞いて、悩んでいたものの答えが見つかった気がしたのと同時に、なぜそれに気づけなかったんだと悔やみました。
演じる際、「誰に対して、いつ、どこで、どんな気持ちで、なぜその言葉を発したのか」を意識する事がとても大切です。
それをしっかり表に出せるか、頂いたご指摘に対しての対応力や瞬発力が、プロになるためには必要不可欠だと言うことを再認識し、誠心誠意、日々精進します!
今年度のレッスンも、残すところ後数回となりました。
アクセルゼロで学んだ事、得た経験はどれも大切なものです。それをどうするかは自分達次第だと思います。
コロナ禍ではありましたが、同じ場所で切磋琢磨してきた皆さんは唯一無二の存在です!
選抜クラス 原田