おはようございます。
選抜クラスの富田です!
先日、人生で初めて声優のお仕事をさせていただきました。
仕事内容は、とある番組内でプロの声優さんと共に漫画にアテレコさせていただくという内容でした。
初めての仕事がレコーディングスタジオで撮るものではなく
顔も出る普通の配信番組のスタジオだとは思ってもおらず、
とにかく当日の私は緊張とプレッシャーで慌てふためいていました。
とは言ってもスタジオの時間は限られていますし、
全てにおいて迅速に事を進めていかなければなりません。
そんな中、私が思ったことは
「声優という職業の難しさ」でした。
近年、プロの声優さんは様々な仕事を行なっています。
アフレコ、ナレーション、朗読、ラジオはもちろん、
歌って踊れるアイドル声優や、バラエティ番組など。
上げ出したらキリがありませんが、全てに共通して求められることは
【状況に応じてすぐに対応する力】です。
アフレコでは音響監督が出した指示に的確に応えなければなりませんし、
ラジオやバラエティ番組では、急に演技を求められたり、トークをしなければならないので演技や話の引き出しを持っていなくてはなりません。
プロの方々はこれらを完璧にこなしていました。
ブログを見ていただいている皆様も、声優さんが幅広く仕事をしている姿を一度は見たことがあると思います。
あまりに難なくこなしていらっしゃるので簡単な仕事に見えるかもしれません。
しかし、実際はプロの方々もすごく準備していらっしゃいました。
原作と台本に違いがあれば、瞬時に気付くほど読み込みをしていたり、
休憩時間でも次のシーンのために台本チェックをしていたり
細かいディレクションにも応えれるよう日頃から役の肥やしを作っていたり…。
つまり、簡単に仕事をやってのけているように見えて
裏では、どんな状況でもどんな要望でもすぐに対応できるように
常に準備をし、考え、本番ではそれをしっかり表に出せるようにしているのです。
できないからと言って断れば仕事は無くなるし、
緊張しているからと言ってミスが許される世界でもない。
こういった厳しさの中でも、振られたお仕事をきちんとできる人だけが生き残っていく世界なんだと。
プロの方々の仕事に対する姿勢を目の当たりにして実感しました。
そして、改めて声優という職業の難しさ、大変さを痛感いたしました。
今回、お仕事をさせて頂いたことで
自分の対応力のなさ、未熟さに涙しました。
しかし、それはプロの方々よりも準備不足だったということです。
本番で最高のパフォーマンスができなければ声優という難しい職業では生きていけません。
私はこれを機に、より一層気を引き締めて頑張っていこうと思います。
そして、様々なことにアンテナを張り、常に自分を律しながらこの道を歩んでいこうと思います。
選抜クラス 富田