おはようございます!選抜クラスの久保です。
先日、外画の吹替のレッスンがありました。
作中は緊迫したシーンが多く、距離感や緊張感が求められました。
今回は先生からの指名制で役が割り振られました。
私がいただいたのは子どもの役だったのですが、1回目のアフレコが終わった後、先生から「子どもに聞こえない、大人の感性で演じてしまっている」とご指摘をいただきました。子どもに聞こえるには芝居をどう修正したらいいだろう…と考え、2回目のアフレコ。
しかし迷いながら僅かに声色と言い回しを変えただけで"子どもに聞こえない芝居"から脱することはできず、自分の番が終わってしまいました。
その後他の方が同じ役を演じた際、「子どもは純粋で心配ごとがないよね?」と先生がお話されていて、その言葉にハッとしました。
そういえば自分が子どもの時だって、仮にその場の空気が緊迫していても喋る時いちいちどう発言しようなんて考えていなかったし、思ったこと感じたことをただ素直に喋ってた…!
このシーンはどういう言い回しで演じたらと迷い考えている時点で、自分の芝居は大人の感性でやってしまっていたんだと痛感し、同時に先生からご指摘いただいた時にすぐ気づけなかったことを後悔しました。
レッスンは毎週多くの学びや収穫があります。
先生からのご指導やお話、他の方のお芝居を聞くことで自分の引き出しも増えていくことを実感します。
しかしディレクションに即座に対応できなければ、引き出しをいくら増やしても仕事に繋げられません。
今回学び得たことを必ず活かせるように、残りのレッスンも全力で取り組んでいきます。
選抜クラス 久保