おはようございます!
研究クラスの井上です!
先日、とあるテレビ特番の取材を受けさせて頂きました。
お芝居をするのではなく、素の状態でのインタビューという想像していなかった形でお声がかかりました。
しかしそれは、私に様々な気付きを与えてくれる学びの場所だったと感じております。
まず、挨拶から始まります。私は緊張で固くなりながらも思い切って、元気良く挨拶致しました。そうすると、テレビ局の方も朗らかに挨拶を返してくださりました。
ここで私は気付きました。挨拶を返してくださったこの方たちの笑顔は、私に安心感をもたらし、取材に対する士気を高めているということに。 相手の気持ちのいい挨拶を聞くと、自然に体がほぐれ、現場全体の空気を明るくしてくれます。 私自身も挨拶が大事だと思い、これまでの生活やレッスンでも元気良く挨拶してきましたが、自分が挨拶されてみると改めて、その重要性を感じることができました。
その後、軽い打ち合わせがあり、すぐにカメラを回してインタビューに入りました。
いざカメラが回りだすと、私は緊張で頭が真っ白になってしまいました。事前に打ち合わせしていたことをあまり言葉にできず、日本語として少しおかしい文章になっていました。
しかし、テレビ局の方たちは笑いながら、「素直な思いをぶつけるだけでいいんだよ!」と優しく言ってくださりました。
すると、今までよりもかなりリラックス出来た状態で受け答えができました。 打ち合わせには無かった質問が次々と飛んできましたが、答えることが出来たと思います。
これは、演技にも繋がるお話だったと思います。あれこれと考えて固くなるよりも、素直に思いをぶつけていく。「これを言おう、あれを言おう」ではなくて、心で紡がれた言葉を相手に渡す。 この感覚を肌で感じ取ることができました。
このように、お芝居の現場以外でも、様々な場所で学ぶものが沢山あると改めて感じました。
現場全体が1つになって、1つのものを作る。その空気感は恐らく、アフレコの現場などでも変わらないと思います。
今回のテレビ局の方たちが私に安心感を与えてくれたように、これからは誰よりも気持ちのいい挨拶をして、周りの人を励ませる役者になります!
そして、カメラの前で培った経験をお芝居の場にも活かして、事務所に所属できるよう精進してまいります!
研究クラス 井上