Sクラス 平です。
先日とある作品のガヤの収録に参加させていただきました。
人生初の現場です。
ガヤとは
スタジアムの客の歓声や学校での運動場の掛け声といった、内容が決められていないその他大勢の「がやがや」した台詞の声のことです。
現場に到着した新人がまずやる事、
それはスタッフさんと共演者の方々への挨拶です。
現場に立つ以上今日だけは受講生ではなく、一人のプロ。そんな意気込みで「おはようございます!アクセルワンから参りました平です。本日はよろしくお願い致します!」と元気に挨拶させて頂きました。
事務所の名を背負って来ているんだという背筋が伸びる思いと心地良いプレッシャーです。
収録が始まり、場の空気が一変します。
スタッフさんも演者もあの場にいる全員が自分の役割に本気だからこそのピリピリとした緊張感。それに臆することなく全身全霊で演じました。
それでもなかなか一発でOKはもらえず、音響監督のディレクションが入り、それに応えてやっとOKがもらえるという形でした。
声優やって行くにはは対応力だなと改めて痛感しました。
収録は数時間に及びましたが体感では本当にあっという間で、終わりが近付くにつれてもっと演じたい、1秒でも長くこの場に立っていたいという気持ちでした。
他事務所の方と交流できたのもとても有意義でした。現場慣れしている方も多く見て学ぶことも沢山ありましたし、お話しを伺うこともできました。
帰り際にまた現場で会おうと言って頂けたのが嬉しくて震えました。
今回の仕事で場の空気感や立ち振る舞い、他事務所との交流など、レッスンだけでは得られないとても貴重な体験ができました。
この経験を糧に、役者としてさらなる高みを目指します。
Sクラス 平