おはようございます!そしてはじめまして!
選抜クラスのくまがいです!
先日、音響監督兼プロデューサーの方に特別授業をして頂きました。
授業の内容は「外画の吹き替え」でした。
レッスンに入る前に先生が、吹き替えに限らず、お仕事をする際に必要なこと、臨む姿勢についてのお話をしてくださいました。
一番やってほしいこと、求められることは、
「その人物をやって欲しい」。
タイムコードや口パクに合わせることはもちろんできなければならない。
でも、台詞を読んで欲しい訳ではない。
その役を演じて欲しい。
その台詞を読む、基礎的なお芝居をするだけでは、
「そうですね」で終わってしまう。
作品全体の流れを理解し、その役を理解して演じて欲しい。
と先生はおっしゃっていました。
分かっていたはずなのですが、ハッとさせられてしまいました。
まず作品の世界観を理解し、役の立場や役割、感情を理解して演じる。
映像や台本に気を取られすぎてしまう自分がいることを再認識することができました。
先生のお話しの後に
台本を配られ、映像のチェックに入ります。
いわゆる「初見」で吹き替えに臨みます。
先生が、作品や役の説明、今日やるシーンはどういうシーンなのかの補足をしてくださったので、初見ですが、スッと世界観に入ることができました。
先生のお言葉や、他の方のお芝居で、たくさんのことを吸収することができました。
私も頂いたアドバイスを早く自分のものにして成長したいと思いました。
今回の特別授業で1番心に残ったお話が、
「私たちは感動を伝える人」
映画は人を感動させるためにある。
「泣く」だけが感動ではなく、心が揺さぶられることが感動。
感動を伝える私たちが、その作品に「何か」を感じ感動していなければお客様には伝わらない。
そのお話を聞いてさらに声優という職業、お仕事にワクワクしました。
私もたくさんの方々に、作品の感動を最大限に伝えることができる役者になりたいと改めて思いました。
また、外画の吹き替えをしたいと思ったことが声優を目指したきっかけだったので、初心を思い出すことができました。
いつか先生にお仕事の現場でお目にかかれるように、
これからも精進していきます!!
とても貴重なお時間をありがとうございました!
選抜クラス 熊谷