おはようございます。
選抜クラスの 福島 と申します!
先日、外画の収録現場を
見学する機会をいただきました。
現場の雰囲気に圧倒され
先輩方や音響監督へのご挨拶だけでも
息が出来なくなるほどの緊張…
現場は和やかな空気が流れているようで
ピリッとした空気が垣間見える瞬間があり
背筋が伸びる思いでした。
収録が始まると、
見え隠れしていた緊張感が
スタジオの空気を
全て飲み込んだかのように
引き締まった空気へと変わりました。
テストを終えると
ディレクションを受けて本番に向かう。
途中からはテスト無しで即本番に…
ディレクションを受ければ変わる柔軟性。
急に「やってみて」と言われてできる瞬発力。
百聞は一見にしかずと言いますが
実際に、この目で見て体感したからこそ
求められているのは、このことなんだと
改めて実感できたように思います。
泣き・笑い・怒り・叫び...etc.
自然体でありながら役者に合わせた演技に
始終鳥肌が立ち、手に汗握る感覚は
とても刺激的なものでした。
この身を持って感じられた全てが貴重で
私の中のくだらない枷を外してくれた
一日だったように感じます。
収録後には先輩方とお話できる時間があり
「感性も大切だよ。大事にしなさい。
今日、足りないと気づけたのなら
それを補うように練習を重ねれば良い。
正解はない。役者は死ぬまで勉強だよ。」
と、ある先輩に助言をいただきました。
この日私は、できている"つもり"なだけで
全くできていないと痛感した一日でした。
まだまだ未熟であると自覚でき
現場の雰囲気を知ることができた幸運。
数えきれないほどの学びに出会えた
この日の経験と刺激を
知識だけに留めるのではなく技術に変換し
無駄にしないよう日々努めていきたいです。
選抜クラス 福島