おはようございます。
基礎クラスの市原と申します。
先日、現役の音響監督による特別授業があり、アニメのアフレコの授業を受けさせていていただきました!
毎回の授業をオーディションだと思いアピールの場であることを意識して授業に取り組むのはもちろんのことではありますが、現役の音響監督からの指導かつ自分の演技を見てもらえるということで、いつも以上にチャンスであると感じずにはいられませんでした。
しかし、自分の考えとは裏腹にこの気持ちやいつもの練習の成果を出すことは不本意ながらできませんでした。
ですが今回の授業で学べたことはたくさんありました。
技術面でのことでは、まずキャラクターの動きに合わせた声を出すこと。例えば狭いところを四つん這いになってかき分けながら進むときのセリフがあって、その時に直立で立って話すときと同じように話せるはずがないといった感じです。その場に合わせた息遣いや背景をとらえることでより深みのある演技になるのかと感じました。
次に今回の授業を通して何度もおっしゃっていたことが、セリフをこぼすということです。映像に合わせようとすると必ずコンマのずれが生じるので、その分少しゆっくり目にセリフを言うことで後でぴったりに合わせられるのです。
そのほかにもたくさんのアドバイスや指導をいただくことができました。
また、お話を聞いていて感じたことは、声優になるためにはもちろん演技力や滑舌の良さなどは必要不可欠なものですが、どれだけ気が使える人間になれているか、どれだけ視野の広い人間になれているかということも大事ということでした。
マイク前での立ち振る舞いでもそうですし、相手とかかわるときの礼儀やマナー、人としての魅力すべてに共通してくるものです。
私が声優になった時にどれだけかかわった人に応援してもらえるかはそういうことを大切にしていくことが重要なのではないかと思っています。
今回の授業で感じれたことはとても大切なことだとおもいます。
これからも日々精進し、アクセルワンに所属したいと思います!
基礎クラス 市原