おはようございます!
アクセルゼロ 選抜クラス 種子田です。
連日の猛暑、皆様いかがお過ごしでしょうか?
水分補給を忘れないように、しかし一気に取り過ぎると水中毒になってしまうそうなので注意しながら熱中症にならないように気をつけていきたいです。
体調管理も大事!です!!
そんな中、私たちはボイスドラマの原稿を使ったレッスンをしています。
ボイスドラマはアニメや映画のように絵や映像がついているわけではなく声のみなので、一層の声の力が求められます。
そこで感じたのは、学んだのは、感情でお芝居をしすぎということでした。
もちろん感情、気持ち自体は大切です。気持ちがあってそれをセリフに乗せるわけですが、けれどそれが独りよがりになっていないか、そのセリフはどうしてその感情になるのか、セリフを区切る部分はそこなのか、"…"を無いものにしてはいないか、モノローグとセリフを同じように読んではいないか……ほんの少し上げただけでも考えることが沢山あります。
どういう思いでそのセリフを言ったのか、言語化することが出来ない部分があったのですが、なるほど。これがノリやそのときの感情に流されている、ということだなと実感しました…。
それに、たとえ自分なりに考えていたとしてもそれが声に乗らなくては意味がありません。
滑舌、声のコントロールを完璧に身に付けてこそようやく伝えたいことが聞いている人に伝わる………やはり圧倒的な基礎力は大切ですね!!!
もっともっと鍛えなければ……!
私は感情だけで演じてしまうことも今考えると多かったのではと思いました。自分なりに考えていたつもりでも、まだまだ読み込みが甘かったのだなぁと身が引き締まる思いです。
カッチカチにお芝居を考えてしまっても予定された芝居になってしまい、不自然でそれでいて相手の演者との呼吸が合わず噛み合っていない会話になってしまう…。
距離感も大事で、どの距離で…そしてどういう体勢でいるのか一つで演じ方もまた違ってきます。
なので自然な演技を心がけるわけですが……しかし、この"自然"というものに囚われすぎてキャラクターとしての自然さを損なってはいけないのです!!
私の怒りの100%がそのキャラクターの100%の怒り……ではないのです。
言われてみると当たり前のことなのですが…青天の霹靂でした…。
けれど考えすぎて縮こまった演技では意味がありません。攻める姿勢を忘れずに、遊び、楽しめる余裕を持てるように……果敢に挑戦していく勇気もしっかりと育てていきたいです。
「細かいところの雰囲気を、芝居を変えることで聞いている人に状態が伝わる。」
森川先生のこの言葉は、声のコントロールが完璧だからこその言葉だと感じました。
感情のまま演技してしまうと、この"変える"という部分を意識して変えることが難しいのです。
何度やっても同じものを出す、というのはどういう感情でどういう思いでどんな状況でというのがまったくぶれないからこそ、そしてそれをアウトプットする力があるからこそ出来ることなのだと身に染みました。
うーん、お芝居の道は奥が深い。
だからこそ演じるということは正解はなく、終わりが見えないこの道は苦しいことも多いですが面白いのですね。
足りない部分が多すぎて毎週毎週表現する難しさを実感し悔しさでいっぱいですが、バネにして仲間と共に成長していけたらと思います。
精進あるのみです。
種から芽が出て花咲くように……
頑張ります!!!!!!
選抜クラス 種子田(たねだ)