先日、特別授業ということで、
音響監督の なかのとおる 先生が授業を行ってくださいました。
前半は先生からの質問に生徒が答えるというもので、
後半は自己紹介に関する授業でした。
今回の授業は、私たちにとって自分自身を見つめなおすいいきっかけになりました。
「声優になりたい」という想いを胸に集まった私たちですが、
その先の未来予想図や、目的はまだまだ不明確だったと痛感させられました。
「明確な目的を知ること、自分の今いる位置を知ること、そして、辿り着く方法を知ること」
人は何故、道に迷うのか?という問いをスタートに、
なかの先生は、私たちが今どういう立ち位置にいるのか、
私たちの目的への意識はどのようなものなのかを、
再認識する機会を与えてくださいました。
どんな分野であっても、自分が何をしたいのか?どうなりたいのか?というビジョンは、明確に持っていなければ先へ進めません。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」といいますが、
まさに、自分自身を知ることと自分の目指すところを知ることの大切さを思い知らされる授業でした。
それと同時に、自分を知り自分をアピールしていくための最初のステップとなる、自己紹介についても指導をいただきました。
「自己紹介」「自己PR」「自己アピール」の違いなど、
場面や要求に合わせた自分の答えを用意しておくことが必要なのだと改めて考えさせられました。
芝居においても重要ですが、自分自身の中で似たような言葉の意味の違い、使われる場面の違いなどを正しく理解している必要があるのだと学びました。
何をするにしても、
必要な備えを万全に整え、今の自分に何ができるのかを見つめていく必要があります。
大きな目的を達成するためには、いろいろなものを見極める目が必要になります。
そして、目的の達成へ繋がる小さなステップ、目標を的確に設定していくことの大切さを感じました。
本年度は、もう残り僅かですが、自分を見つめなおし、気持ちを前に向ける、とても有意義な授業でした。
なかのとおる先生、改めてありがとうございました。
そして、私たちは頂いた言葉を胸に、
よく考え、多くのものを見つめながら、邁進していきたいと思います。
アクセルゼロ 選抜クラス 飯塚