Sクラスはただいま、外画のアフレコ練習をやっています。
私の中で週一回のこの授業は、
毎回新たな気づきを得られる大切な場所です。
外画のレッスンが始まった当初、先生に
「映画の中に描かれているヒントを突き詰めろ」
と言われたのを覚えています。
演じる役者の目線、息遣い、行動、
そして彼(女)は一体なにを考えているのか。
「たとえ、そのシーンで台詞がなくても
1カット映れば、それは役作りのヒントになるから」
恥ずかしながら、声を当てることに精一杯だった自分。
先生の言葉に、目から鱗が落ちました。
口先だけの言葉は、やはり聴き手に伝わってしまうもので、
きちんと聴者に届けるためには
「役として生きること」が何より大事なんだなと。
当たり前ですが、1番大切なことに気づく事ができました。
ついつい声作りから始めてしまう自分……猛省です。
残りもあと4ヶ月を切りました。
大好きな教室、大好きな仲間と過ごすこの時間も、
もうすぐ終わりを迎えます。
寂しさもありますが、それ以上に悔いを残さぬよう!
最後まで全力で走り抜けたいと思います!!
いつか文字でなく、声で皆様にお伝えできるように。
Sクラス 下川