日常と、お芝居。 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

今回、レッスンブログを書かせていただきます、
Sクラスの鍋嶋です。

どうぞよろしくお願いいたします。


選抜クラスに上がり、もう数ヶ月…
アニメのアフレコの授業が始まりました!


前回、今回と、計二役をやらせていただいたのですが…。


マイクの前に立った瞬間、焦りや緊張で、
「自分自身」が抜け落ちて、「役」に引っ張られてしまい、
大反省…。


絵を超えていかなければならないのに、
探り探りでやってしまい、
大人しいお芝居になってしまいました…。


マイクの前にいても、自分のことばで、
相手役にほんものの気持ちで、声をかける。


「会話をする」ということ。


やりながら、至らないところを痛感し、けれど、
瞬時にすべてに対応できない自分がただただ悔しく。


日々、当たり前のようにしていること、
例えば、友人の名前を呼ぶとき、両親を呼ぶとき、
弟の名前を呼ぶとき、それはすべて自然と、
違う声かけになっていること。


生活の中で、そうやって無意識にやっている事ごと。


そうした自分の日常を精一杯、丁寧に生きることが、
自分だけの、オリジナリティーある表現に繋がっていく…。

一人として同じ人間がいないように、
自分自身の表現をしていければ、
人と同じには決してならない…。


それを実感しています。


だからこそ、ことば、気持ち、身体の感覚、
そしてまわりの方々と、丁寧に、丁寧に、向き合いたい、と、
強く思う毎日です。


また、今回はガヤの練習もさせていただきました!


ガヤが出来たら一人前と言われましたが、本当に難しい!!


目立ちすぎず、けれどその場の雰囲気、
つまりそのシーンに合った会話を、的確に続けていく。


他の方々の声をひろいつつ、盛り上がりすぎず、引きすぎず…。


シーンの背景ということは、
本当に日常、暮らしであるのだな、と思いました。


滑舌、発声という、基本の学びはもちろんですが、
自分自身と、自分の日常生活から、
もっともっと、たくさん学べることがあるはず。


毎日、どこにいても、なにをしていても、すべてが学び!


すべてがお芝居に繋がっている!


「日常」を超えていく表現が出来るように…。


インプット!インプット!


来年の春には、役者としても、そして人間としても、
ひとまわりもふたまわりも、大きくなっている自分を目指して!


がんばります!!!



Sクラス 鍋嶋