おはようございます!
Sクラスの田中です。
Sクラスが始まってから
基礎訓練、ナレーション、ドラマCD、アニメーション
と授業が進んできましたが、どの授業においても
“普段の過ごし方”がとても大切だと気付かされます。
アニメーションの授業では
特にそのことを痛感しました。
私は小学校の先生の役をいただきましたが、
自分の中にある何となくのイメージで
演じてしまったため、
勿論それを森川先生に見抜かれてしまいました。
もっと実際の小学校の先生を観察する必要がある
絵に合わせるのは練習すれば誰でもできる、
それよりも演技ができていないといけない
とお言葉をいただきました。
頭ではわかっていてもいざ演じると
絵に合わせることに必死になっていたこと。
先生っぽいではなく、
瞬時に明確な先生像を思い描くことが
できなかった、
自分のストックの甘さを実感しました。
そして、作中の商店街のシーンのガヤも
やらせていただきました。
最初は絶え間なく言葉を詰めていましたが、
カットがかかるとそんなに賑やかでいいのか、
とご指摘をいただきました。
商店街というと賑やかなイメージですが、
このシーンは、人はいるけれど
繁盛までは行かないような人通り。
更に、会話というのは一方的に話し続けるものではなく、
相手の言葉を待つ間がある。
そして、ガヤではイメージしやすいものを
演じるため、つい人と同じことを言いがちですが、
日常においてその場にいる人全員が
同じ言葉を発することはそうそうない。
では、どのように演じればいいか…
そのヒントは実際の空間、
つまり日常生活のなかにあるはずです!
いかに普段の生活の中で何も意識せずに
過ごしてきたかを考えると
とてももったいないことをしてきたな…!!
と強く感じます。
これからは新しいことは勿論、
些細なこと、見慣れた風景にも
しっかりと目を向け、
一瞬一々を無駄にすることなく、
どんどん自分の引き出しを増やしていきます!
Sクラス 田中