私は一昨年、演技経験がゼロの状態で
アクセルゼロに入所しました。
そんな私にとって、基礎、研究の二年間、
毎回の授業は「新しい」の連続でした。
右も左も分からない状態での授業、最初は戸惑うことばかりでした。
しかし、毎回の授業で徐々にステップアップして成長している
自分を実感していました。
ですがSクラスに進級してからは
自分が成長できているのだろうかと自問することが
多くなりました。
何故なら授業の中で森川先生がおっしゃた他の方への
ご指摘も自分に置き換えてみると、
果たして自分も出来ているのだろうか?
と思うからです。
と、青少年期特有の悩みを抱えている
私の最近の授業での「新しい」はガヤです 。
学校で聞こえてくる生徒達の声
町中で聞こえてくる喧噪などなど
日常生活を送る上で何気なく聞いていたちょっとした音。
アニメのアフレコ実習でガヤをやることになった時、
今までいかに自分がそれらの音を注意して聞いていなかったか、
人間観察が甘かったのかが露呈しました。
何を言おうか迷ってしまったり、個が目立ちすぎてしまい
背景ではなくなってしまったり…
森川先生がおっしゃるにはガヤが出来て一人前。
今のままでは半人前もいいところです。
もっともっとアンテナを張り巡らし
様々な物事に興味関心を持って生活することが大切だと、
それが自分の表現に繋がってくるのだと
教えていただきました。
とは実践あるのみ!
私の歩みは少し遅いかもしれないけれど、
着実に日々真っ直ぐ声優への道を進み続けていきます!
Sクラス中田