「アクセルゼロ、特別講座!」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

おはようございます! 1期生の長岡です。


今回は、先日あった特別講義についてお話を

したいと思います。


来てくださったのは、折田哲郎先生!

そしてテーマは、「泣きと笑い」です。


声優として必要なことはもちろん、人として

も大切なことを、沢山教えていただきました。


泣きでも笑いでも共通の条件として出された

のが、演技中にセリフを混ぜないこと。


実際にやってみてこそわかることなのですが、

セリフを入れて泣くのと入れずに泣くのとでは

難しさが段違いです。

これは笑いにおいても同じでした。


私はやってみてどうだったかと言いますと、

残念ながら悔しい結果になってしまいました。

シチュエーションは考えていたつもりでも、

うまく声にできていない。

ただ声を殺してしまっていて、ノイズとして処理

されてしまうような演技をしてしまったのです。


自分にしかわからない演技なんて全く意味が

ありません。

もっと思ったとおりの芝居を表に出せるように

しなくては!


一方で、周りのみんなの演技はやっぱり面白

いです!

みんな個性があって、同じ泣きや笑いという

テーマでも、芝居が全く違います。


そんな中 、みんなが直面した問題。


それは、本当に泣いてしまうとノイズだらけ

の音になってしまって使えない場合がある

ということ。


また、声優なのだから当然なのですが、

マイクの前にいて、台本を持っている

という前提で演技をしなければならない

こと。


感情を思い切ってだそうとするとマイク前の

意識が薄れて、逆にマイク前を気にすると

感情が入らなくなってしまい・・・


しかし、この両方をきちんと両立させられて

こそのプロの声優です。


つまり、使えない音にならないように、かつ、

心から泣けること!


それが私たちが目指すべき芝居なのです。


そのために は、きちんとリラックスすること

が大切だと教わりました。


泣きや笑いだからといって、緊張して体を

こわばらせてはダメで、逆にリラックスして

芝居をしなくてはいけません。


そして最後の質疑応答の中で、最近は礼儀

を守れていない新人が多いと教わりました。


そのことを聞いて、礼儀を守っている『つも

り』になってしまわないよう、自分が周りから

どう見えるのかいつも気にしなければと、

身の引き締まる思いでした。


常に見られているという意識を持って、

現場に出ても胸を張って挑めるように!



1期生、長岡