こんにちは。
アクセルゼロ一期生、高橋〔ま〕です。
今回貴重なお仕事に行かせて頂ました。
ゲームのお仕事です。
オーディションからいただいたお仕事でした
なので、とてもうれしかったです。
ゼロ内のみんながどんどんお仕事に行く中、
私は全くお仕事ができないままでいたので
とても緊張していましたが、
とても心地のいい緊張でした。
一度特別レッスンでゲームに出る人だけ、
森川先生にチェックして頂きました。
そのときはもうちょっと若く!と
ご指摘いただいたので、お仕事に挑むまでの
間、ずっと自分は16歳(役柄の年齢)!!
と自分に言い聞かせて日常を過ごして、
台本を見てないと落ち着かないくらいの毎日
でした。
自分の声が、知らない誰かの元に届くのか…
ということと、
誰かにとっての宝物になるゲームの一部に
私の声が入ることがとてもうれしくて。
アクセルワンから来ましたと名乗る以上、
自分ができる以上の力を出し切って挑みたく
空いてる時間をすべて使って練習し、
空いてない時間は芝居に使う心を養うために
使いました。
当日は、かなり早くついてしまい、とにかく
精一杯の芝居ができるようにと、晴れている
日だったので空気をいっぱい吸いながら散歩
して、自分の気持ちを整理しました。
それでもスタジオに着き、
自分の番がくるまでは緊張して手や足が
冷たくて感覚がなかったです。
ついに私の番が来て、
現場の方々に挨拶させていただきました。
緊張してたけど、声が震えていたら、
ここで私が震えていたら、
頼りないと思われてしまう…!
きりっと顔を作って、でも、笑顔で…!
アクセルワンから来ました!
高橋(ま)と申します!
本日はどうぞよろしくお願いいたします!
と挨拶をしました。
現場の方はとても温かく迎えていただき、
スタジオに一人入って収録が始まりました。
不思議なもので、スタジオに入って
キューランプがついたとたん、緊張も何も
なくなってしまい、なんと言えばいいのか
のびのびと芝居ができました。
芝居のこと以外何も考えることなく、
自分で言うのもおこがましいのですが、
キャラクターを自分の中に憑依させる事が
できました。
これも温かく迎えてくださった皆さんの
おかげです。
すべての台詞を録り終え、次の方もまだ
いらっしゃっていないのですが、
なんと、
録り直し、ご指摘、ニュアンスの違い等
一つもありませんでした。
すべて一回で終わりました。
一人二役のような感じだったのですが、
録り直しがなかったことにびっくりして
しまい、ずうずうしくも現場の方に
「あの、演じわけは問題なかったでしょうか?」と
聞いてしまったにもかかわらず
お褒めのお言葉を頂いて、私は目頭が熱くなって
しまいました。
マネージャーさんにも後ほど
どうでしたでしょうか?と聞いたら
よかったよと一言いただき、
うれしくてうれしくてスタジオを出た後
少し泣いてしまいました。
実力不足なところも多々あっただろうに
とても暖かく迎えていただいて
すごく嬉しい現場でした。
同時に、もっともっとうまくなりたい、
これからは期待以上のものを出せるよう
油断せず、慢心せず、
しかし初めての収録のこの日を忘れる事
なく進歩していきたいと思います。
一期生 高橋〔ま〕