久々にトルコ系ドイツ人のエブルに会った。
トルコ系ドイツ人とは、両親共にまたは、片親がトルコ系であるが、ドイツで生まれた人のこと。このドイツ系トルコ人、はドイツ人にとっての目の上のたんこぶでもある。
彼女自身もそう言っているし、ドイツ系トルコ人の大学進学率が低いことをぼやいている。
ちなみに彼女のお父さんは超有名会社でトルコ市場を担当している。
その会社の労働階級ではないことが、彼女の教育をも示唆しているとも言っていいだろう。
確かに、大学内ではトルコ人は珍しい。
うちの学科でも知っているだけで4人だけ。
まあ、前置きは置いといて...
早速、情報交換。
何に受かって、どんな試験だったか...ETC.
最近何してる?と聞くと、友達の中国人の卒論の校正をしているところだという。
この中国人の男の子と最近私も知り合った。
まるでアニメから抜け出てきたようなノビタ君の容姿をしている。
はじめて見た時は「アッ!」と叫びそうになったくらい。
そこで、私はこの上ないチャンスとばかりに、ドイツ語どうなの?と聞いてみた。
待ってましたとばかりに
「カオスよ!」
彼の文法はあっているのだが、文章がおかしいらしい。
「気が狂いそうになるわ!」とのこと。
私もちょっとぎくりとする。
いつも私の校正をしている友人達の半分くらい、気が狂ってしまっているんじゃないか心配になる。
聞くところによると、この中国人ノビタ君、DIPLOMとして一緒に始めた仲間だそうな。けれど、3年で、学業をやってのけて、今、卒論も終わったところだという。
うわ、すごい。通常、DIPLOMは9学期かかるのに。
うちの大学の統計によると、経営学科の卒業生の平均在学数は11学期。
授業に行ってもチンプンカンプンらしく、あまり来ないらしい。
どんなテクニックを使ったらそんなに早く卒業できるのか・・・
「そういえば...」とエブルが切り出す。
「彼ね、ヤマをかけるのがうまいの。8つテーマがあるうちの二つだけ完璧にやるんだって。そうすると、彼の場合、不思議なことにヤマが当たって、それがテストにでるの!」
ん?
そういえば、私の友人の中国人もそうではないか。
彼女は聞いてもわからない講義には来ないで、ひたすらプリントばかり丸暗記。18個テーマがある中で、2個しか学ばす、それが3回ドンピシャリ。
外れたら怖くてそんなこと私にはできませんが...
まさか裏に何かあるんじゃ・・・なんて勘ぐりながら、
「中国人の勘はすごいね!」
と言ったところ、
「そうね、きっと素晴らしくきれいな心を持っているから当たるのよ」
そう来たか。
そう考えるほうも、きれいな心を持っている証拠。
私の勘は滅多に当たらない。
ということは、私の場合、邪な心ということか