危機一髪 ~ツアー旅行 1~ | (´・ω・`)日記
一日目はミュンスター観光。

今回の旅行参加者の年齢は、33歳から72歳までと、かなり幅広い。

ホテルから、研修予定の男性を会社に降ろし、女性陣はミュンスターへ向かう。
スケジュールにはミュンスターと書いてあるのだけれど、日本側からは「夜にもミュンスターへ行くので違うところへ行ってくれ、デュッセルでもドルトムントでもどこでもいい」。

スケジュールに書いていないため、下調べをしていなくて非常に困るんですが・・・

ただ、昼はミュンスターで予約してあるので、時間的に行くことが可能か運転手さんと相談したところ、無理とのこと。

セーフ!お客さんには申し訳ないけど、内心ホッとした。

ちょっと気を緩めたところで、通路を隔てて座っているK本さんと小Nさんの会話が聞こえてきた。K本さんは72歳のゆっくりしゃべるのんびりさん。

「ちょっと、聞いちゃったわよ~、昨日危なかったんだって?!」
と小Nさん。

少し何のことかしら?という顔をした後、K本さんはハッとして
「そうなのよ、すごく危なかったのよ、ビックリしちゃった!」

「ご主人は気がつかなかったの?」
「それが、気がつかなかったのよ~、気をつけないと、ねえ?」

と私のほうを向いて同意を求めるK本さん。

何が起きたかさっぱり分からないが、素知らぬ顔をしているのもなんだと思い、何か大変なことでもあったかと聞いてみる。

「それがねぇ、昨日死にかけちゃったのよ~」

長く生きているので悟りでも開けているのでしょうか?
ええええええ~~~~~!!!!!っていうようなことなのに、サラッと言う。

「前日に疲れて、お風呂に入ったのはいいんだけど、眠り込んじゃって。何分か寝てたかわからないけど、気がついたらお水が冷たくなってたの!」

いやいや、それってかなり危ないじゃないですか!
旅行の初日でそんな目にあったら勿体無いですよね、なんて勿論言えない。

「身体も冷えちゃっててね。も~怖い。死んじゃうとこだったわ~。」
と、答案間違えちゃった~みたいなノリ。

だから、私の隣に座っていた子は笑うのを堪えるのに必死!!

K本さんの隣に座っている小Nさんも
「やだ~、気をつけないといけないわよ。今度から旦那さんにチェックしてもらったらいいんじゃない?」
なんて言ってる。

本当に危ない話なんだけど、この二人の会話、あまりにも緊張感がなさ過ぎて、私もちょっと可笑しくなってきてしまった。

シャワーだと疲れを取ってもらえないけれど、バスタブだとこんな落とし穴があるのね、と思いました。