懐かしのフランソワーズ・アルディ | てんつぶ

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フランソワーズ・アルディの訃報。
6月11日長い闘病の末に亡くなられたそうです。
享年80。

彼女の大ファンだった、というわけではないのですが「さよならを教えて」は非常に心に残っています。

1968年に発表された「さよならを教えて」が日本でヒットしたのが1973年というから中二の時。
「愛の休日」などミッシェル・ポルナレフが流行ったのもこの前後。
ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」なんかもその少し前。

昔は結構フレンチ・ポップスを耳にすることが多かったです。
小学生の頃には、シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」、フランス・ギャル「夢見るシャンソン人形」、アダモ「雪が降る」などがありました。原曲というよりも中尾ミエ、弘田三枝子ら日本人歌手がカバーしているのをテレビでよく耳にしていたのでしょう。
おしゃれの憧れはフランス。
豊かさの憧れはアメリカ。
音楽の憧れはイギリス。

ミッシェル・ポルナレフ「ゴールド・ディスク」、カーペンターズ「ナウ・アンド・ゼン」、ビートルズの青盤・赤盤など。
お小遣いやお年玉はレコードとなりました。
アルバート・ハモンド 「カリフォルニアの青い空」、レッド・ツェッペリン 「デジャ・メイク・ハー」、エルトン・ジョン 「クロコダイル・ロック」、ホット・バター 「ポップコーン」、T・レックス「イージー・アクション」、スージー・クアトロ 「キャン・ザ・キャン」、ロバータ・フラック 「やさしく歌って」、クイーン「炎のロックンロール」........

発表会で男子が自分一人になってしまったショックでピアノやめ、クラシックから洋楽へ。
いわゆる中二病と呼ばれる思春期の頃に触れた音楽カルチャーがこの歳まで続いています。

そんな洋楽の原点のひとつが「さよならを教えて」でした。
ご冥福を。