12月の読書 | てんつぶ

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12月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2568
ナイス数:354

ヒトリシズカ (双葉文庫)ヒトリシズカ (双葉文庫)感想
ある殺人事件に家出した伊東課長の娘静加が関わっていた。☆レイプ被害女性の彼氏が殺人を告白し自殺した。彼氏にレイプの事実を告げた女の名は伊東静加。☆捜索依頼されてた娘静加が白骨遺体で発見?身長の違いに気づく探偵青木だが罠に陥る。☆静加8歳時の犯罪と秘密。☆ヤクザの南原が自宅を襲撃され殺された。南原の娘・澪がアキという女に連れ去られるのだが、事故を起こした逃走車に残された血痕から二人の血縁が判明する。☆15年後。佐川真琴という女が確保される。静加の17年間が明かされ、佐川真琴の口から南原邸事件後が語られた。
読了日:12月26日 著者:誉田 哲也
竜の柩(6) (講談社文庫)竜の柩(6) (講談社文庫)感想
横浜の中華街を牛耳る龍海峯。 龍の勢力を狙う上海の黄延介から孫娘・明鈴を守りパリまで無事に送り届ける条件で、彼から渡英の支援を受ける。 霊との接触を求め、ロンドンにたどり着いた九鬼虹人たち。 到着後は船中知り合った英国紳士ゲイリーの邸宅に招かれる。霊媒師ベントレーを通じて、遂に鹿角の霊と繋がった。 イシュタルの手配も得られ、いよいよ元の時代に戻ろうと意気込む九鬼たちだが、若きヒトラーの訃報を知り、世界が変わってしまっている事に気付き愕然とする。 迷い込んだパラレルワールドから抜け出して元の世界を目指す。
読了日:12月22日 著者:高橋 克彦
竜の柩(5) (講談社文庫)竜の柩(5) (講談社文庫)感想
タイムカプセルで現代へ戻った九鬼・南波・東・純の4人。 ところは十和田湖近辺。だが、そこは出発した時代では無く、大正の世であった。時代設定に使ったハレー彗星の周期を一つ間違えていたのか。途方に暮れる4人はまずは馴染みの東京へ向かう。東北で聞いた神とのコンタクトを得たという自称預言者の宮崎虎之助を訪ねる。宮崎は交信した霊たちこそが神だという。霊媒師を通じで神であるイシュタルと接点を持てないか。そう考えた彼らは心霊研修の本場イギリスを目指す。☆彡若かりし宮沢賢治と江戸川乱歩が登場。お次はコナン・ドイルって。
読了日:12月18日 著者:高橋 克彦
竜の柩(4) (講談社文庫)竜の柩(4) (講談社文庫)感想
九鬼達5人はイシュタルの導きで日本を訪れる。そこで四千年前にタイムトラベルしたことを確信した。ムー大陸に栄華を築いた神たち。大陸の水没と共に、海底に住んだ龍の一族と月に潜んだ牡牛の一族とに別れ対立するようになっていた。九鬼らはシュメールに攻めて来た牡牛の一族と戦い、敵の幹部を捕らえる。その者はブトー。何と須佐之男命なのであった。日本の歴史にも大いに関わるスサノオノミコト、九鬼は和解の道を模索する。決着を付けた彼らは一人用のタイムマシンで順に元の世界へと帰れることに。ただ縄文の世界に神を求める一人を除いて。
読了日:12月15日 著者:高橋 克彦
竜の柩(3) (講談社文庫)竜の柩(3) (講談社文庫)感想
九鬼・南波・東・純、そして鹿角の5人を飲み込み飛び立った龍。 彼らは選ばれし者たちなのか。 宇宙旅行の末にたどり着いたのは砂の惑星。 そこには人間同様のヒューマノイドが住み。 牡牛・龍を神と崇める種族が対立していた。 まるで古代シュメール語を使う聖書の世界であった。 そして神と崇められる宇宙人と思われるイシュタルと接触し、ここが四千年前の地球であることを知る。
読了日:12月11日 著者:高橋 克彦
竜の柩(2) (講談社文庫)竜の柩(2) (講談社文庫)感想
ノアの方舟こそUFOではないか?その仮説に立って九鬼らは中東へ向かう。モヘンジョダロ遺跡、カッパドキア遺跡を辿るにつれ龍神=宇宙人説を増々確信してゆく。その一方、ヴァチカン法王庁の手先・鹿角らが執拗に九鬼たちの行く手を阻む。九鬼は過去の発掘隊スポンサーであるマローン財団を味方につけ、とうとうアララト山へたどり着いた。しかし山頂での激しい戦闘で山崎、加藤ら仲間を失っていく。そして遂に発見したノアの方舟はまさに龍の宇宙船であった。扉を開き九鬼・南波・東・純、そして鹿角の5人を飲み込んだ龍は空に飛び立った。
読了日:12月06日 著者:高橋 克彦

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