小説 竜の柩(6) 交霊英国編 高橋 克彦 | てんつぶ

てんつぶ

tengenのブログ

竜の柩シリーズ最終章。

 

横浜の中華街を牛耳る龍海峯。

龍の勢力を狙う上海の黄延介から孫娘・明鈴を守りパリまで無事に送り届ける条件で、彼から渡英の支援を受ける。

霊との接触を求め、ロンドンにたどり着いた九鬼虹人たち。

到着後は船中知り合った英国紳士ゲイリーの邸宅に招かれる。

 

霊媒師ベントレーを通じて、遂に鹿角の霊と繋がった。

イシュタルの手配も得られ、いよいよ元の時代に戻ろうと意気込む九鬼たちだが、

若きヒトラーの訃報を知り、世界が変わってしまっている事に気付き愕然とする。

 

迷い込んだパラレルワールドから抜け出して元の世界を目指す。