小説 竜の柩(4) 約束の地編 高橋 克彦 | てんつぶ

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九鬼・南波・東・純・鹿角の5人は、龍の一族イシュタルの導きで日本を訪れる。

そこで四千年前にタイムトラベルしたことを確信した。

 

ムー大陸に栄華を築いた神(宇宙人)たち。

だが大陸の水没と共に、海底に住んだ龍の一族と月に潜んだ牡牛の一族とに別れ両者は対立するようになっていた。

 

九鬼たちはシュメールに攻めて来た牡牛の一族と戦い、敵の幹部を捕らえる。

その者はブトー。

何と須佐之男命なのであった。

日本の歴史にも大いに関わるスサノオノミコト、九鬼は和解の道を模索する。

 

決着を付けた彼らは一人用のタイムカプセルで順に元の世界へと帰れることに。

ただ縄文の世界に神を求める一人を除いて…

 

☆彡

■シリーズ内容

『竜の柩(上・下)』

  文庫版『竜の柩1 聖邪の顔編』
  文庫版『竜の柩2 ノアの方舟編』

『新・竜の柩(上・下)』
  文庫版『竜の柩3 神の星編』
  文庫版『竜の柩4 約束の地編』

『霊の柩』
  文庫版『竜の柩5 心霊日本編』
  文庫版『竜の柩6 交霊英国編』

 

※ 文庫版には、講談社文庫と古い祥伝社文庫があります。

  私は手に入ったごちゃまぜで読みました。

 

本作は新・竜の柩(下)の文庫版。

これにて一旦は完結します。

 

次は旧・霊の柩の前半にあたる竜の柩5へ突入します。