小説 紙魚家崩壊 九つの謎 北村薫 | てんつぶ

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九つの謎、といってもミステリー小説とは少し違う。
ブラックだったり不気味だったり、ほっこりした感じなどバラエティーに富む短編集。

 

時と共に崩れてゆく私。

 

結ばれた書物収集狂の二人が別れることに。

 

老いたミステリー作家の行く末。

 

霜降りる中、綺麗なバックミラーの謎。

 

指示盤の数字が乱数になっていた秘密。

 

おにぎりの出来具合で謎を解く。はずが。。。

 

蝶に纏わる私の秘密。

 

奪った席、奪われた席。

 (確かにいつも座っている席に誰かが座ってるとちょっとだけムッとするなぁ。)

 

カチカチ山のホントの話。

 


「白い朝」が私にとっての北村薫さん。
 

再読でした~。
 

☆彡
溶けてゆく/紙魚家崩壊/死と密室/白い朝/サイコロ、コロコロ/おにぎり、ぎりぎり/蝶/俺の席/新釈おとぎばなし