妖怪になってしまった女神 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々


史実と想像で 書く話です


トルコ共和国との友好都市の串本には(←都市ちゃうけど)


町内に 二ヶ所ほど こんなモンがあります


ゼファーさんと同じブルーが基本です


これは 手頃なお土産にも向いていて人気のある トルコの御守り
ナザールボンジュウというモノで

とても キレイです(´・ω・)っ

ウチにもあったハズ……

どっか探せばあると思います(←バチあたり)




ナザールボンジュウとは

ガラスの目ん玉って意味で(←メですキではないので間違いないように)


この 目ん玉で 他人からの妬みや邪気を追い払うとされています


   ↑↑
親戚か!



そして この目ん玉のモデルとは

メドゥーサ ゴルゴーン

神話の中では 超大物の妖怪なんですよね



見るものを石に変え
蛇の頭を持ち不死の血を持つ大妖怪

ここ でも少し入れましたが

『ゼファーとバリオスは親子だった』皆さんは ご自分の名前の由来ってご存知です?以前にも記した話の重複となりますがゼファーさんは西風の偏西風の名前で明石のカワサキから 風を吹かすという強い理念を…リンクゼファオス~アラカンライダー~ 

 



ポセイドンの愛人で ペガサスの母親です




そんな妖怪の眼が 御守りって


なんか

うんこくさい(←うさんくさいと言いたかった)



実は トルコなどでは蛇というのは

女性を守る神の使いともされているらしく


蛇の使いの女性と一般人が恋に落ち

悲しい結末を迎えるという

日本でのおとぎ話みたいなモンも残ってます




さて ここからは老犬の想像も駆使して書いてみます



そもそも神話の神様たちは


元々は 何かに長けていた高貴な人で


その話が後世に伝えられるウチに

伝説になり やがて神となっていったんだと思います


日本なら菅原道真なんか有名ですね



現代に置き換えるなら

大山倍達やアイルトンセナが近い存在でしょうか(←あくまで個人的意見です)




このメドゥーサにあたる女性は


ある海賊のウソと企みを見破り

町を守ってくれた美女


なので その眼力が御守りとして受け継がれてきたようです



 話を現実的な歴史に変えますと


トルコの前身は オスマン帝国


ローマを打ち破り 十字軍を退け

中東からヨーロッパ  エジプトに至るまで勢力を拡大した 大帝国です


しかし 長きに渡って支配していた強国も


やがて ロシアに イワされ

エジプトからも退き


そして ギリシャ軍にイテこまされました




そこで 登場するのが

ギリシャの女神 アテナ


美しい女神はアテナであって


メドゥーサではない!


と 彼女を最強の妖怪と書き換えて


ペルセウスに首を取らせた上





最高の守護神として 

メドゥーサの首を盾に仕込んだとか……







その時


バリオスさんは どこにいたのでしょうね?






信じるか信じないかは あなた次第です(´・ω・)っ