桃田賢斗選手の事故 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

バドミントンの桃田賢斗選手が、海外遠征の優勝後、日本への帰国の途につくところで交通事故に遭い、怪我を負ったというのは、私たちを驚かせたニュースでした。

幸い、命にも別状はなく、事故の規模(ドライヴァーは亡くなられた)を考えたら、不幸中の幸いと言えるのかも知れませんが……

 

交通事故というのは、やはり火星がもっとも密接に関係します。

 

アスリートというのは、あまり例外なく火星が強いものです。

火星はもっともスポーツに近い星です。

(例外はありますが、それはそれなりに別な根拠があります)

 

だからこそ、それだけ火星領域での努力ができる。

 

 画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル

 

桃田選手は、蟹座で火星と月がコンジャンクションのネイタルです。

このネイタルは出生時間不明なので、正午で作成していますが、この日のどの生まれた時間でも、このコンジャンクション自体はありますし、なによりも!

木星、土星、そして太陽とのカイトがあります。

 

非常に整った、美しいチャートという印象があります。

ま、これは見た目の話で、グランド・トラインとかカイトとかは、本人がそれをよほど生かそうとしないと、かなり波乱に満ちた人生になる可能性もあります(世間一般でいわれていることと違う!と思われるかも知れませんが)。

 

この構造の中では、火星は相当に強い役割を持っています。

やはりアスリートらしいネイタルだなと思います。

 

ちなみに、今現在、火星に関するハードアスペクトは存在します。

たぶん、それが今回の事故に関する表現と思われるのですが、肉体的なものはもちろんですが、私には、どちらかというとメンタル的なもののほうが懸念されます。

 

事故の瞬間とその後の状況は、詳しくは伝わっておりませんが、彼を含め同乗していた選手たちは、皆、「人の死」に直面し、それを「認識」していた可能性が高い。

 

そういう出来事に遭遇したことのショック、精神的なもの。

そこのケアみたいなものを考えたほうが良いのでは……という気がします。

 

事故で命に別状はなかった、裂傷や全身打撲はあるが、○月頃には復帰できるのではないか……とか。

そういう報道が目立つのですが、もうちょっと心の問題を考えてあげたほうがよいのでは。

 

想像してみてください。

同じ状況であれば、交通事故の衝撃や痛みもさることながら、前部がひしゃげたあの車の内部にいたのですから、ドライヴァーの無残な姿を認識していた可能性もあるわけで……

そういうのを、自分があの車に乗っていたとして、もし目の当たりにしたら……?

 

結構なトラウマになる可能性もあります。

 

私みたいなやつだと、たぶん大丈夫なんですが(←そういうタイプです)。

桃田選手は、かなり繊細なところがあります。

(だからこその、あのプレー)

 

ネイタルの状態を見ても、このタイミングで火星との間にそこが来るか……というチャート上の懸念があります。

 

 

もちろん、私もオリンピックに向けて彼が心身共に回復し、活躍されることを願っています。

 

なんか、日本のスポーツ界って、いまだに古くさい「精神論」を持っている人が幅を利かせているわりに、本当の意味で選手の「心」には寄り添っていなくて、メディアも技術とか肉体とか、そんなところに「解答」や「成果」を求めているような……

 

身体が回復したら、それでいいってわけじゃないと思うので。

 

ちょっと書かせていただきました。

 

彼の側に、心を癒す存在がいれば良いな、と思う次第です。

 

 

 

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