不倫は海王星の十八番だけれど |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このところ、不倫関係のご相談が多いゼファーです。

 

ご相談というのは、ある時期にある傾向のものが集まりやすい傾向があります。不思議なんですが。

 

これは、実はご相談の受け手である私のチャートの動きにも関係しています。

 

不倫とか不貞ということに一番関係しやすい星は、海王星です。

 

たかゆこさんによる写真ACからの写真 

 

これはかなり歴然とした傾向があり、本人が不貞を犯す、あるいは配偶者に不貞をされてしまう、というような出来事が起きるときに、かなりの確率でこの海王星のアスペクトが確認できます。

 

これは、場合によっては土星や天王星、あるいは冥王星などの表示の場合もありますが、確率的に言うと、不倫関係に陥ってしまう人物のほうにこの海王星の影響は強くみられます(配偶者に不貞をされてしまう側には、婚姻関係の危機として出ますので、海王星であることもあるれば、天王星や冥王星、また他の複雑な条件で表示されます)。

 

で。

私がここのところ、不倫関係のご相談を多く受けていることの理由なのですが。

 

じつは、私にも今、海王星の強いアスペクトがあります。

海王星と水星の組み合わせです。

 

水星は私のアセンダントの支配星であり、私に強い影響がある星。

それと海王星と強い接点が結ばれると……

 

つまり私自身が誰かと不倫関係になる、という可能性もなくはないのですが。

 

ここが、よく申し上げている

「星は使い方次第」

「生き方次第で星の表現は変わる」

なのです。

 

じつは、この水星と海王星の強いアスペクトで、私は昨年、「桜餅」という小説を書いています。

桜餅・前編

桜餅・後編

 

この物語は不倫によって破綻した夫婦とその後の再構築を描いています。

水星が小説で、海王星が物語の背景だったわけです。

 

この海王星のアスペクトが強くなった頃から、この小説の下地になる情報に、私はなぜか引き寄せられていました。すごく強く。

この現象は自分でも不思議でした。

が、それには理由があったわけです。

(実は気づいたのは最近)(笑)

 

結果、この物語が生まれた。

つまり自分がそういう行動を取るのではなく、自分の創作物の中にそのような内容を取り込んだのです。

 

こういった傾向は、小説家だけでなく、たとえば俳優などの表現者にも見られます。

たとえば、ある病気で亡くなる役を演じている方のチャートに、まさにその病気を示すような星のアスペクトがあったりするのです。

 

私のこの水星と海王星のアスペクト自体は、まだ生きていますが、実は遅くとも今月中にゆるみ、その後は減退していきます。

来年の春には消滅します。

 

このアスペクトが、結果的には同様な内容の鑑定をここ2年ほど引き寄せていたと思われます。

ま、この種の鑑定は、普遍的にあるといえばあるので、海王星が去っても継続はするでしょうが、「あれ、多いな」と感じた理由というのは、この海王星以前には、確率的に少なかったものだからなのです。

 

結局、私は海王星の影響を自分自身ではなく、自分の創作物に反映させたり、そのような鑑定内容を引き寄せていたことになります。

 

このようなことがどのような局面でも可能になるのなら、実はどんなに強いハードアスペクトも、あまり恐れる必要はないことになります。

 

このへんのことは、たぶんまたいつかのセミナーなどでお話しする機会があると思います。

 

 

ところで。

「桜餅」が第一作となった「キロンの物語」ですが、このシリーズの第二作がどういったことを取り扱うか、ということが、先月…だったかな?…見えました。

 

「キロンの物語」は、多くの人に発信すべきかなということはわかっているのですが。

じゃ、とにかくなんでもいいから書けばいいのか、というと、もちろんそんなわけはありません。

 

適切な素材というのか、人物やそれに見合ったストーリーがないといけません。

「キロンの物語」は、テーマは小惑星キロンそのままに、「人の心の傷、トラウマ、その癒やし」です。

このシリーズは、どの物語もそこに焦点が当たっています。

 

なまじ、最初の話の後、「最終話」のほうが見えてしまって。

 

その間を繋ぐ物語というのが、どうも見えてこなかったわけです。

 

ここへ来て、ようやくそこを埋めるお話の一つが見えたわけです。

 

今年中には、まず無理です。

来年には、またこのブログ上で発信しようかと思っています。

 

もしかしたら、ですが。

REQUの記事になるかもしれませんが、そこは天意に任せようと思っています。

 

 

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