良いことはスルーしやすく悪いことは当たりやすい |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このブログを読まれている方は、占星術にハードアスペクトとソフトアスペクトなるものがあることをご存知の方も多いでしょう。

※ ディフィカルトアスペクト、イージーアスペクトと呼ぶ場合もある。

 

ハードアスペクトとは凶、ソフトアスペクトは吉、みたいな解説が一般的です。

私は、じつはハードアスペクトの本質は凶ではないと考えているのですが、現実に照らして考えた時、ハードアスペクトが顕著な時に迷惑な出来事、障害となる出来事に突き当たってしまうことはよくあります。

 

ソフトアスペクトは逆に、その人を援助したり、伸ばしたり、順調に物事を運ばせたりするものです。

 

それは時に、

よき人との出会いとなったり

仕事の発展であったり

昇進や給与UPであったり

結婚の招来であったり

願っていたことの成就や

その他もろもろの喜びの経験であったり

します。

 

 

ところが!

 

鑑定を日々続けていますと、この普通は良いはずの時期を、

不発に終わらせている

スルーしてしまっている

という事例に、よくお目にかかります。

 

これは主にご本人の生き方にかかわっていて、極端な事例でいえば、誰にも会わずに山の中で自給自足生活を送っていたら、その人の身に起きるソフトアスペクトというのは、極めて限定されたものになってしまいます。

出会いにも結び付かないし、せいぜいが作物が良く取れたとか…

 

仕事などでも、ただのんべんだらりとやっていたなら、本来は昇進できるはずの時期もスルーされるのは当然です。

 

なんでもかんでも努力し続ければよいとか、何か目的を持ってないといけないとか、そのようなことを申し上げるつもりはありません。

ただ誰かのそばにいることで、幸せに貢献している人だっているわけですから。

 

生き方はそれぞれ。

 

ソフトアスペクトは、どんな人の身の上にもそれぞれの出方はしているはずです。

しかし、すごく良い時期を迎えても、その効果がうまく実感されないとき。

ちょっと生活や生き方について考えてみるとよいでしょう。

 

何が足りていないのか。

何に気づけばよいのか。

 

 

これに対しては、ハードアスペクトはどの人にもはっきりと自覚される出方になることが多い。

一人っきりで山で暮らしている人でも、体の調子を悪くするとか、山で転んで怪我をするとか。

明確なものになりやすい。

 

まして社会生活を送っていると、健康上の問題のような個人のことだけではなく、人間関係のトラブル、事故、仕事上の問題、家族関係など、様々な出方をします。

 

そして、人間、こういった好ましくない出来事のほうをはっきり記憶しているものです。

 

ハードアスペクトが意識されやすいのはそのせいもありますが、ハードアスペクトにはその人に欠けたものを提示したり、さらに向上させるため、あるいは生き方や職などを変えさせるため、一種の導きとして発生する機能もあります。

過去のカルマを清算するためという場合もあります。

 

ですから、ハードアスペクトというのはあまり道をそれてくれない。

ちゃんと自分のところへやってくるようになっています。

 

そういう意味では、ソフトアスペクトは使わずに放置しても無害に近いですが、ハードアスペクトは放置しておくと有害と感じる出来事になりやすいわけです。

※ ソフトを放置しても無害かもしれませんが、有効利用できなかったことで、いろいろな人生上の損失は起きるかもしれません。

 

ハードアスペクトの有効利用というのは、この仕事を始めたころからのずっとテーマなのですが。

ハードアスペクトにもいろいろあります。

 

うまく有効利用しておいたほうが良いものもあれば、事例によってはそっとしておくのが良いものもあります。

この判断がなかなか難しいというか、経験知が必要になってきます。

 

そして、誰にとっても重要なのは、やはりソフト、ハードの発生時期を知っておくことです。

知れば、心構えも違うし、対処できるし、有効利用さえできる。

 

 

私はこれからハードアスペクトが結構強い時期に入ってゆきます。

なにをどうしようか、思案中でございます。

 

 

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